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Lenovo、初の独自Thinkブランド「ThinkStation」
LenovoがIBMのPC部門買収以来初めて、独自のThinkブランドを発表。ワークステーションを2008年1月に発売する。
中国Lenovoは11月6日、2005年5月にIBMのPC部門を買収して以来、初の新たなThinkブランドとなる「ThinkStation」を発表した。IBM時代を合わせても、新しいThinkブランドは5年ぶり。同社はこのブランドでワークステーション市場に参入する。新ブランドを冠したワークステーションは、シングルプロセッサの「ThinkStation S10」とデュアルプロセッサの「ThinkStation D10」の2製品。発売は来年1月で、価格はS10が1199ドルから、D10は1739ドルから。
Intelが11月12日に発表する予定のクアッドコアXeonプロセッサ5400番台、Intel Core2 Extreme QX9650を採用。NVIDIAの最新グラフィックスソリューションを搭載し、ギガビット対応のイーサネットポートを2基備えている。また、取り外し可能な持ち運び用取っ手や筐体を開けやすいサイドカバーラッチなどで、使いやすいデザインになっているという。
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