アキバのPCパーツに見るゲーマーとヤンキーの共通点?:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
5月末のアキバは、龍の目を持つメモリや最速HDDなど、個性派アイテムが多数登場した。あるショップの店員さんは、これらのデザインについてある法則に気付いたという。「センパイ。このメモリ、マジかっけぇースよ」。
2Gバイトのメモリを搭載した「N9600GT-T2D2G-OC」は、どう便利なのか?
5月最終週、パソコンショップ・アークに個性的なグラフィックスカードが複数入荷した。
MSIの「N9600GT-T2D2G-OC」は、GeForce 9600 GTを採用したグラフィックスカードだ。DDR3メモリを2Gバイト搭載しているのが特徴で、コアクロックとメモリクロックともに若干のオーバークロックが施されている。
個人向けではグラフィックスメモリを2Gバイト搭載した製品はほとんどない。同店は「3〜4台のモニターを使って3Dゲームをしたり、かなり大人数のMMOに興じるといった使い方をしないと、2Gバイトの意味をなさないでしょうね」と語っていた。
同じくMSIから登場した「N9600GT Hybrid Freezer」は、GeForce 9600 GTを採用し、DDR3メモリは1Gバイトを搭載。3DゲームやCADなどの高負荷がかかったときのみ回転するファンを搭載しており、低負荷時はファンレスで動作するのが特徴だ。「普段は静かに使いたい人に最適ですね。ファンの回転音を確認することで、どんな作業がGPUにとって高負荷なのかが分かるのも面白いです」という。
最後はXFXの「GeForce 9800 GTX 512MB DDR3 Black Edition」。GeForce 9800 GTXを搭載しており、コアクロックが標準の675MHzから760MHzへ大幅に引き上げられている。そのほか、メモリクロックは0.08MHzアップの2.28GHz、シェーダークロックは1.69GHzから1.9GHzとなっている。「1枚で最高性能をめざす人向け。突き抜けていれば、ニーズはあると思いますよ」とのこと。
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