ニュース
日本通信、「b-mobile3G」のMac対応を発表
日本通信は、FOMA網を利用したMVNOサービス「b-mobile3G hours150」のMac対応を発表した。Mac版専用ソフト提供に先駆け、手動での設定方法を公開している。
日本通信はこのほど、NTTドコモのFOMA網を利用する「b-mobile3G hours150」について、Macへの対応方法を同社Webサイトで公開した。
b-mobile3G hours150は中ZTE製の専用端末を使う3G接続サービス。これまではWindows搭載PCでの動作をサポートしており、接続設定や利用可能時間の確認などを行う専用ソフト「bアクセス」もWindows版のみ提供していた。
今回公開された対応方法はMac OS X v10.3〜10.5を対象にしたもので、ターミナルウィンドウ(コマンドライン)を使って端末の接続設定を行うほか、プロキシサーバを指定したWebアクセラレータ機能の有効設定なども案内している。また接続可能な残り時間などは、ユーザー専用のWebページにログインして確認する。
日本通信は、こうした接続設定を自動で行うMac版専用ソフトの提供も予告しているが、Macユーザーからの要望が多かったため、専用ソフトの公開前に手動での設定方法を公開したという。
関連記事
- 用途に合わせてデータ定額料金をカスタマイズ――日本通信、FOMA網利用の法人向けサービス開始
日本通信は8月28日から、ドコモのFOMA網を利用した法人向けPCデータ定額サービス「I・Care3G」(アイ・ケア3G)を提供開始する。企業によって用途や必要なアプリ、データ通信料が異なることに着目し、各企業に最適化したデータ通信サービスを提案する。 - MVNOが実現した高速モバイルインターネット――「b-mobile3G hours150」
ドコモのFOMA網を利用する日本通信の「b-mobile3G hours150」は、人口カバー率100%という広いエリアで150時間までのHSDPA通信が利用できるサービス。同社悲願の3G網によるMVNOサービスの魅力を経営陣が語った。 - 日本通信のZTE製3Gデータ端末が、JATE・TELEC通過
日本通信は、8月7日から開始する新サービス「b-mobile3G hours150」用の中国ZTE製3Gデータ通信端末が、JATEおよびTELECを通過したことを発表した。これを受け、端末10万台を追加発注した。 - 日本通信、プリペイドスタイルの3Gデータ通信サービスを開始――「b-mobile3G hours150」
日本通信が8月7日から、下り最大3.6Mbpsのデータ通信を最大150時間、約4万円で利用できるデータ通信サービス「b-mobile3G hours150」を提供開始する。プリペイドスタイルを採用することで、月によって利用頻度に差がある層の取り込みを狙う。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.