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NECは“PC+α”の価値を提案、そして宇宙へ!?CEATEC JAPAN 2008

CEATECのNECブースでは、PC秋冬モデルの主力機種に別カテゴリーの製品を加えて展示している。海底から宇宙までカバーする同社の技術にも注目だ。

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NECのブース

 NECブースでは、ノートPCの「LaVie」、デスクトップPCの「VALUESTAR」、そしてホームネットワークソリューション「Lui」の各シリーズから、ボディを一新した新シリーズが展示されている。

 LaVieは13.3型ワイド液晶ディスプレイ搭載の「LaVie N」シリーズを同社のケータイ「N906i」や「N906iμ」と組み合わせて展示。外出先ではケータイのカメラで撮影した写真にコメントを付けてブログにアップし、自宅ではLaVie Nでブログを更新したり、外出先でアップした内容の確認を行なうといった使い分けを提案している。また、LaVie Nに搭載されたFeliCaポートとおサイフケータイを利用し、携帯電話で購入した動画コンテンツをLaVie Nに登録して再生できるNFRM技術や、クレジットカード番号を入力せずにオンラインショップで購入手続きをしたり、Edy/Suica/PASMOの利用履歴をPCで確認するなどの使い方も勧めている。

LaVie Nは同社のケータイとともに展示

 VALUESTARは、液晶一体型のボートPC「VALUESTAR N」をNECアクセステクニカのAtermシリーズと並べて展示。VALUESTAR Nに搭載されたIEEE802.11a/b/g/n(nはドラフト2.0準拠)の無線LAN機能と「AtermWR8100N」などの無線LANルータを利用することで、高速なワイヤレスインターネット環境を手軽に構築できるとアピールしている。また、Luiは「VALUESTAR R Luiモデル マイクロタワータイプ」に、PCリモーターの「Lui RN」と「Lui RP」をセットで出展するなど、ブース全体でPC本体に別のデバイスを接続した活用提案がなされているのが印象的だ。

「VALUESTAR N」はAtermシリーズと並べて展示されている(写真=左、中央)。ホームサーバとしての機能に加えて、PC本体の拡張性にも配慮した「VALUESTAR R Luiモデル マイクロタワータイプ」(写真=右)

ロボットアームの操作を3Dゲームで体験できる

 なお、PC以外ではブース内に同社が開発に携わった国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟をはじめ、地球観測衛星「だいち」、超高速インターネット衛星「きずな」、月周回衛星「かぐや」の模型を展示しているのが目を引く。また、海底に敷設しているケーブルの接合部を展示するなど、宇宙から海底まで至るところで同社の技術が使われていることを紹介している。

 同社が開発した宇宙用ロボットアームによる作業を宇宙飛行士の気分で手軽に体験できる3Dゲームを出展しているのもユニークだ。

NECがJAXAのもとで日本実験棟の開発に携わっている国際宇宙ステーション「きぼう」の模型(写真=左)。データ処理系をはじめ、NECがシステム全体を取りまとめたという月周回衛星「かぐや」の模型(写真=中央)。NECがプライムコントラクターとなっている超高速インターネット衛星「きずな」の模型(写真=右)

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