リコーは10月7日、A3対応のカラーレーザープリンタ5モデル計8製品「IPSiO SP C821」/「同 C821M」、「IPSiO SP C820」/「同 C820M」、「IPSiO SPC721」/「同 C721M」、「IPSiO SP C720」「IPSiO SP C720e」を発表、10月15日より順次販売を開始する。価格はPSiO SP C821/C821Mが44万8000円、IPSiO SP C820/C820Mが29万8000円、IPSiO SPC721/C721Mが19万8000円、IPSiO SP C720が15万8000円。IPSiO SP C710eはオープンだ。
IPSiO SP C821/C821M/C820/C820Mは、高速印刷対応のA3レーザープリンタで、印刷速度はC821/C821Mが50枚/分(A4横送り時/以下同様)、C820/C820Mが40枚/分となっている。4製品とも、より低温度で定着が可能な「新カラーPxPトナー」と定着温度までローラーを素早く温める省エネ技術「カラーQSU」の採用により、ウォームアップ時間の短縮と低消費電力を実現。印刷解像度は、従来の9600×600dpi相当印刷に加えて1200×1200dpiの高画質印刷機能も搭載している。標準給紙枚数は1200枚(トレイ550枚×2+手差し100枚)だ。
SPC721/C721M/SPC720/C710eは、クラス最小をうたう省スペース設計が特徴のモデルで、本体サイズは485(幅)×576(奥行き)×342.5(高さ)ミリ(C710eは494×593×341ミリ)。標準給紙枚数は400枚(トレイ300枚+手差し100枚)。また、C721/721Mはマルチプラットフォーム対応のコントローラーを搭載しており、標準でWindows/MetaFrame環境をサポートするほかオプションによりUNIX/Macintosh/IBMホスト端末、CAD用途でも利用可能となっている。
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