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新型MacBookでWindows VistaをドライブしたBDの再生もトライ(1/2 ページ)

NVIDIAの新チップセットを全面的に採用した新型MacBookで、Windows Vista Ultimateを走らせてみた。

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新型MacBookに32ビット版Windows Vista Ultimate(SP1)を導入

新型MacBook

 前回の記事では、発売されたばかりの新型MacBook(MB466J/A)にWindows XPを導入してベンチマークテストを行った。今回は、OSに32ビット版のWindows Vista Ultimate(SP1)をインストールしてパフォーマンスをチェックした。

 Windows用のドライバ一式はMacBookのパッケージに付属するDVDメディア(Mac OS X Install DVD)の中に入っており、Windowsをインストール後にメディアを挿入すれば一通りの環境ができあがる。

 システムのプロパティやCPU-Zなどを使って見たところ、Windows XPのときと同様にCPUは45ナノメートル製造プロセスのPenrynコア(開発コード名)、FSBは1066MHz、2.0GHz駆動で3Mバイトの2次キャッシュを備えたCore 2 Duo P7350と認識された。PC3-8500対応の2Gバイトメモリ(1Gバイト×2)、160GバイトのHDDも変わりない。マルチタッチトラックパッドは、Windows Vistaでも2本指で上下スクロールが行え、「Boot Campコントロールパネル」の「トラックパッド」で1本指の操作(タップでクリック、ドラッグ操作、ドラッグ維持)、2本指の操作(右クリック)が設定できるものの、Mac OS Xでのような多彩なジェスチャー操作は非対応だ。

Boot Campのバージョンは2.1(Build 1132)だ(写真=左と中央)。Boot Campのドライバを導入後に再起動すると、Windows Aeroは無効になっていた(写真=右)


 続いては、システムプロパティなどの画面を見ていこう。

Windows Vista Ultimate(SP1)でのデバイスマネージャ画面

Boot Campコントロールパネルの画面。こちらはWindows XPのと変わらない

CPU-Z 1.47の画面も同様で、TDP(熱設計消費電力)が25ワットとCore 2 Duo Tシリーズより10ワット低い省電力版CPUのCore 2 Duo P7350を搭載している

GPU-Z 0.2.8の画面で、ForceWareのバージョンは176.44だ(写真=左)。NVIDIAコントロールパネルがプリインストールされる。Windowsモビリティセンターの画面(写真=中央)。Bluetoothデバイスの画面(写真=右)

こちらはキーボード(写真=左)とマウス(写真=右)のプロパティ画面。Mac OS Xでの多彩なマルチジェスチャー操作を行えないのが残念だ

 試しにUSB接続でスリムタイプのBlu-ray Discドライブ(パナソニック UJ-225S)をつなぎ、再生ソフトウェアにコーレルの「WinDVD 9 Plus」を導入してみたところ、WinDVDの設定にあるハードウェアデコードアクセラレーションで「NVIDIA PureVideo HD」が表示されるのを確認できた。また、Blu-ray Discタイトル「ダイハード4.0」を再生したところ、CPUの使用率は20%台だった。

WinDVD 9 Plusでは、ハードウェアデコードアクセラレーションとしてPureVideo HDが使用される(写真=左)。WinDVD 9 Plusの「情報」画面(写真=中央)。Blu-ray Discタイトルの「ダイハード4.0」を再生したところ、CPU使用率は20%台で収まっていた

 次のページでは、ベンチマークテストの結果を見ていく。

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