薄・軽・美にこだわった第3世代Eee PC“S101”が日本上陸：18ミリで1.06キロのミニノート（2/2 ページ）

ASUSは第3世代のEee PC「Eee PC S101」を11月22日に発売する。厚さは18〜25ミリ、重量は約1.06キロと薄型軽量化を図り、より洗練されたデザインを採用した。

[前橋豪，ITmedia]

基本スペックは従来機とほとんど変わらず、端子のレイアウトは変更

展示機ではCドライブの容量が14.9Gバイトで、16GバイトのSSDが1ドライブの構成だった

　基本スペックは従来機をほとんど踏襲している。CPUはAtom N270（1.6GHz）、チップセットはIntel 945GSE Express、メインメモリは1Gバイト、ストレージは16GバイトのSSD（60Gバイトのオンラインストレージサービス付属）、OSはWindows XP Home Edition（SP3）だ。液晶ディスプレイは1024×600ドット表示の10.2型パネル、キーボードは17.5ミリピッチの日本語86キーボードを採用する。

　インタフェースはUSB 2.0×3、アナログRGB出力、ヘッドフォン、マイク、SDメモリーカード（SDHC対応）用スロット、30万画素のWebカメラを装備。ネットワーク機能は100BASE-TXの有線LAN、IEEE802.11b/g/n（11nはドラフト2.0）の無線LAN、Bluetooth 2.0＋EDRを備えている。

　本体の薄型化にともない、インタフェースのレイアウトは変更された。左側面には2基のUSB 2.0、右側面には1基のUSB 2.0とヘッドフォン、マイクの端子があるだけで、アナログRGB出力、有線LAN、ACアダプタ用のDC入力、そしてカードスロットまで背面に移された。

前面にはインタフェースがなく、すっきりしている（写真＝左）。背面にはカードスロット、アナログRGB出力、有線LAN、電源コネクタ、盗難防止用ロックコネクタが配置されている（写真＝右）

左側面にあるのは2基のUSB 2.0のみ（写真＝左）。右側面には1基のUSB 2.0とヘッドフォン、マイクの端子がある（写真＝右）

Eee PC S101と第2世代モデルの比較
製品名	Eee PC S101	Eee PC 1000H-X	Eee PC 901-X
発売時期	2008年11月22日	2008年10月25日	2008年7月12日
発売時の実売価格	6万9800円前後	5万9800円前後	5万9800円前後
カラー	ブラウン、シャンパン、グラファイト	パールホワイト、ファインエボニー
OS	Windows XP Home Edition（SP3）
CPU	Atom N270（1.6GHz）
チップセット	Intel 945GSE Express
メインメモリ	標準1Gバイト
メモリスロット（空き）	SO-DIMM×1（0）
液晶ディスプレイ	10.2型ワイド（1024×600ドット）	10型ワイド（1024×600ドット）	8.9型ワイド（1024×600ドット）
グラフィックス機能	チップセット内蔵
データストレージ	SSD 16Gバイト	HDD 160Gバイト	SSD 12Gバイト（4Gバイト＋8Gバイト）
無料Webストレージ	60Gバイト	10Gバイト	20Gバイト
内蔵スピーカー	ステレオスピーカー
LAN機能	100BASE-TX/10BASE-T
無線LAN機能	IEEE802.11b/g、IEEE802.11n（Draft 2.0）
Bluetooth機能	Bluetooth 2.0＋EDR
キーボード	86キー日本語キーボード		84キー日本語キーボード
マウス	USBマウス
ポインティングデバイス	タッチパッド（4方向スクロール機能付き）
外部ディスプレイ出力	D-Sub 15ピン×1
USBポート	USB 2.0×3
カードリーダー	SDHC／SD／MMC
オーディオ	ヘッドフォン×1、マイク×1
Webカメラ	30万画素	130万画素
バッテリー駆動時間	約4.6時間	約6.9時間	約8.3時間
バッテリー充電時間	約2時間	約3.6時間	約3.5時間
本体サイズ（幅×奥行き×高さ）	264×180.5×18〜25ミリ	266×191.2×28.5〜38ミリ	225×175.5×22.7〜39ミリ
重量	約1.06キロ	約1.45キロ	約1.1キロ
保証	本体：購入日より1年間、バッテリー：購入日より6か月間、液晶ディスプレイ：購入日より30日間のZBDサービス

※Eee PC S101のメーカー公称バッテリー駆動時間は「最長約6時間」に変更されました（2008年11月21日22時／編集部追記）