大阪日本橋のすべてが盛り上がる──Intel in Osaka:ツクモもがんばれ
2007年はまだ見ぬ「Nehalem」(と古谷徹)がメインだったIntel in Osaka。2008年は、そのNehalemこと「Core i7」と大阪日本橋のPCショップが主役だった。
11月29日と30日の土曜日曜に大阪で行われた、「Intel in Osala 7 Question ─秘められた7つの謎を解き明かせ!」は、インテルがこの2つ日間だけ特別に設営したメイン会場と、大阪日本橋にあるPCショップ6店舗を巡るクイズラリーがメインイベントとして行われた。
メイン会場となった「特設インテルブース」には、Core i7-965 Extreme+Intel X58 Expressチップセット搭載のPCと、Core 2 Extreme 9650 + Intel X48 Expressチップセット搭載のPCで、マルチタスク処理における動作状況を比較するといった、Core i7正式発表会で紹介されたデモが行われたり、Intel in Osakaに参加したPCショップが販売するCore i7搭載PCや、Intel X58 Expressチップセット搭載マザーボード、DDR3メモリ、そして、Core i7のウェハが展示されるなど、Core i7の正式発表会で紹介されたショーケースが再現されていた。

11月18日に行われたCore i7正式発表会でも紹介された「HDムービーの再生とビデオSkypeとウイルススキャンとトランスコード」を同時に行う状況でパフォーマンスを比較するデモ。インテルのスタッフが説明員として常駐し、来場者の「この構成で、価格はいくらぐらいになるんですかね」という質問に対応していた
メイン会場に展示されていたCore i7搭載ショップブランド。TWOTOPの「VIP-i7965X58/478-VU」(写真=左)と、パソコン工房の「Amphis BTO GS904iCi7」(写真=右)「7つの謎を解き明かせ!」とある今回のIntel in Osakaでは、大阪日本橋にあるPCショップ6店舗が協力して、各店舗に隠されたキーワードと配られた地図にシールを張って集めるクイズラリーが行われた。
参加した「ドスパラ大阪・なんばPrime館」「ソフマップ ギガストア なんば店 ザウルス2」「TWOTOP 大阪日本橋店」「フェイス大阪日本橋店」「パソコン工房本店」「マウスコンピューター大阪ダイレクトショップ」は、店内の目立つところ、または、奥まったところにさりげなくブースを設け、キーワードを説明するパネルとシールを入れた“宝箱”を用意していたほか、店内をCore i7のPOPで埋め尽くしたり、メイン会場に提示したモデルとは別に「大阪限定販売!」のCore i7搭載デスクトップPCを展示していた。
初日の昼過ぎからは早くもクイズラリー全コンプリートしてきた多数の参加者が、イベント会場入り口に設けられた抽選会場に列を成し、、大阪日本橋の界隈では、シールを張る「地図」を手にして足早に歩いていく参加者も多く見かけるなど、町全体がイベントの会場となった感もあって、なかなかの盛り上がりを見せていた。

今回、Intel in Osakaに参加したのは6店舗。用意された謎は7つであったから、きっと7番目の参加ショップとなるはずだったろう「ツクモなんば店」は4フロアあるビルそのものを閉じたままだった。シャッターには、インターネット通販再開の告知と、12月上旬の店舗販売再開のための準備を進めているお知らせをつづった張り紙があるのみ。しかし、店頭にはスタッフらしき集団が待機していた。ついに店を開けるのか?
なにを聞いても、「いや、今は何も話せません」という集団が気になって待つこと1時間。トラックがやってきた。おお、商品を“搬入”して店頭販売を始めるのかっ、と思いきや、ビルの中から“搬出”してきた段ボール箱をトラックに載せはじめた。トラックがダンボール箱でいっぱいになると、代わりのトラックにまた載せるという感じで、昼過ぎから始まった搬出は夕方になっても続けられたCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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