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アキバに広がる九十九電機“苦境の破片”古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

九十九電機各店舗が3月13日から徐々に営業の再開を始めた。しかし、新品PCパーツの取り扱いが遅れ、eX.印のアウトレット品が大量に発生するなど、裏事情が透けてしまう部分も……。

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GeForce GTS 250搭載カードが登場!! “旧モデル”9800 GTX+も値下がり

フェイス本店に入荷したGeForce GTS 250カード

 NVIDIAの新GPU「GeForce GTS 250」を搭載したグラフィックスカードが、予定どおりに11日から一斉発売された。価格は1万5000円前後から2万円台前半まで分布している。在庫は潤沢だ。

 リファレンスデザインのGeForce GTS 250カードは、コアクロック738MHz、メモリクロック2.2GHzで動作し、GDDR3メモリを最大1Gバイト搭載する。ストリームプロセッサは128個で、従来モデル「GeForce 9800 GTX+」カードとほぼ同じ仕様になる。このため「新モデルというよりは、名前とパッケージだけ替えたマイナーチェンジモデルといったところです」(T-ZONE.PC DIY SHOP)とされる。

 新鮮味が少ないこともあり、各ショップで注目度は低く、「大ヒットは期待していませんよ。まあ、ミドルレンジの定番として徐々に売れていくと思います」(クレバリー1号店)といった評価が多かった。

 その一方で、旧モデルとなるGeForce 9800 GTX+搭載カードは3月からショップレベルの値下げが各所で行われており、好調に売れている様子だ。フェイス本店は「メーカー各社もGeForce 9800 GTX+カードの生産を終了するので、最後の特価放出となりますね。GeForce GTS 250カードと同じ性能を持ったうえで安いのだから、まずはこちらが売れて当然。完全な切り替えが終わってから、少しずつGeForce GTS 250が売れていくと思います」と語る。

リードテックのGeForce GTS 250カード。512Mバイトと1Gバイトバージョンが併売されている(写真=左)。特価で放出されているGeForce 9800 GTX+。発売から時間が経過しているため、独自クーラー搭載モデルなど、バリエーションはさらに広がっている(写真=中央)。T-ZONE.PC DIY SHOPのグラフィックスカード価格表。メーカーごとに在庫がかぶらないように絶妙な仕入れを行っている様子だ(写真=右)

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