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“世界最薄”ノートPCと恋に落ちる――東京ミッドタウンで「Adamo」が初公開触ってきました(2/2 ページ)

「あなたと、恋をするために生まれた」――そんなことを言っちゃう“Adamoちゃん”と六本木で待ち合わせ。さて、新しい恋は始まるのか。Airとの比較も。

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 細部まで緻密に作り込まれたAdamoだが、ヘッドフォン端子を除く主なコネクタはすべて背面にまとめられており、スピーカーも液晶ディスプレイの後方にあるなど、ユーザービリティよりもデザインを優先した側面があるようだ。また、ユーザーによるパーツの増設やメンテナンスなども行えない構造で、メモリやバッテリーの交換には専用の工具が必要になるという。ただしその分、底面は非常にすっきりとしており、持ち運ぶときに腕に抱えて底面が見えても、1つのデザインとして成立している点は目を引く(そもそも「デル」ロゴさえ底面にあり、立体的にレーザー刻印されている!)。Adamoのカタログには「匠と美を結ぶ愛の結晶」という文句が踊るが、確かにここまでデザインにこだわった製品は、同社では初めてだろう。

通常はパームレストに張られているインテルとWindowsのロゴシールが(おそらくデザイン面から)底面の刻印に変更されている。デルのロゴまで底面にある(写真=左)。底面にも天板と同じ模様が描かれ、ゴム足さえも細かくデザインされている(写真=中央)。カラーバリエーションにあわせて2色が用意されるACアダプタ。小型で軽量だ(写真=右)

 ことデザインを前面に押し出した製品は、自分の目で実際に見て、触ってみないと分からない部分が多い。ニュースを見てAdamoに“新しい恋”の予感を感じた人は、ぜひ東京ミッドタウンに足を運んでほしい。なお、Adamoが展示されているMidtown Blossom Loungeでは、週末の3月28日(土)/29日(日)に、菊地成孔氏quasimodeなどのアーティストによるフリーライブも行われる予定だ。

なぜか偶然持ち歩いていた“アルミ削り出しのノートPC”を並べてみた。MacBook Airのほうが薄く見えるが、液晶ディスプレイのサイズはAdamoのほうが一回り大きい。(写真=左/中央)。最後にWindows エクスペリエンス インデックスの結果。一番低いスコアはグラフィックスの3.2。超低電圧版のCore 2 Duoを採用しているが、プロセッサのスコアは4.6とまずまずで、実際にWindows Vista Home Premium(SP1/64ビット版)の動作も快適だった。SSDのおかげでプライマリ ハードディスクのスコアは最高の5.9だ(写真=右)

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