ニュース
バッファロー、コストを抑えたRAID 1対応NAS
バッファローはNAS「テラステーション」シリーズに、RAID 1を標準とする2HDD型モデルを追加。主に法人需要を想定し、2HDD型にすることで導入コストを抑えた。
バッファローは4月1日、RAIDや管理者機能付きの法人向けNAS“テラステーション”シリーズに、2HDD(HDDを2基搭載)型の「TS-WXL/R1シリーズ」とHDDをもう1基増設できる「TS-WX1.0TL/1D」を追加すると発表。2009年4月下旬に発売する。
TS-WXL/R1シリーズは、4HDDモデル TS-XL/R5シリーズの基本機能を継承しながら、2HDD化で低コストに抑えたNAS。RAID機能は、ミラーリングのRAID 1(出荷時標準)とストライピングのRAID 0に対応。1Tバイト(500Gバイト×2 出荷時利用容量はRAID1/500Gバイト)と2Tバイト(1Tバイト×2 出荷時利用容量1Tバイト)の2モデルを用意する。
TS-WX1.0TL/1Dは、1TバイトのHDDを1基搭載し、将来、容量が不足した際に追加増設できるモデルとして展開。業務用途に適した豊富なバックアップ機能やホットスワップ機能、状態表示モニターなどを備える。
価格と主な仕様は以下のとおり。
型番 | 搭載HDD | 出荷時モード (容量) |
発売予定時期 | 価格 |
---|---|---|---|---|
TS-WX1.0TL/R1 | 1Tバイト(500Gバイト×2) | RAID 1(500Gバイト) | 2009年4月下旬 | 7万4300円 |
TS-WX2.0TL/R1 | 2Tバイト(1Tバイト×2) | RAID 1(1Tバイト) | 9万300円 | |
TS-WX1.0TL/1D | 1Tバイト×1(空きベイ×1) | ─(ノーマルモード) | 5万8300円 |
関連記事
- バッファロー、転送速度を2倍に高めたテラバイトNAS「TS-XL/R5」
バッファローは、RAID-5対応の大容量NAS「TS-XL/R5」シリーズなど2モデル4製品を発表した。高速CPU搭載によりデータ転送速度を高めているのが特徴。 - バッファロー、iSCSI対応の大容量ネットワークストレージ「TeraStation IS」
バッファローは、ネットワーク接続したドライブをローカルドライブとして認識可能な“iSCSI”に対応する大容量ストレージ「TeraStation IS」シリーズを発表した。ラインアップは1Tバイト/2Tバイト/4Tバイト。 - バッファロー、高機能NAS「TeraStation PRO」のラックマウントモデルを発表
バッファローは、RAID対応の高機能NAS「TeraStation PRO」のラックマウントモデル「TS-RHTGL/R5」シリーズを発表した。 - バッファロー、LAN接続HDD「TeraStation」に2Tバイトモデルを追加
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.