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アイ・オー、フルHD出力対応のUSBグラフィックスアダプタ「USB-RGB/D2」など2製品最大2048×1152ドット

アイ・オー・データ機器は、USBグラフィックスアダプタの新製品を1月下旬に出荷する。新チップの採用により、WUXGA(1920×1200ドット)以上の出力に対応した。

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左が「USB-RGB/D2」、右が「USB-RGB2」

 アイ・オー・データ機器は、USB接続のグラフィックスアダプタとして新機種2モデルを1月下旬より出荷する。デジタル&アナログ両対応の「USB-RGB/D2」と、アナログRGB専用の「USB-RGB2」がラインアップされており、価格は前者が9500円、後者が6900円(ともに税別)。

 USB-RGB/D2は、DVI-I出力を備えたUSBディスプレイアダプタで、手軽にマルチディスプレイ環境を構築できるのが特徴だ(同時接続数は最大6台)。従来モデルからの主な強化点として、DislplayLinkのコントローラーチップがDL-195に変更され、最大解像度が2048×1152ドット(Windowsのみ)に引き上げられたほか、処理性能が向上したことにより、CPU負荷を約10%ほど抑えているという。「USB-RGB/D」は、最大出力が1680×1050ドットだったため、今回1920×1200ドット/1920×1080ドットのフルHD出力に対応したのが目を引く。また、1チップ構成になったことで、消費電流の低減や本体の小型・軽量化も図られている。

 本体サイズは、50(幅)×84.5(奥行き)×23(高さ)ミリ、重量は約56グラム。このほか、アナログRGB変換アダプタを付属し、アナログでの出力も行える。一方、アナログRGB出力を持つUSB-RGB2は、最大1440×900ドット表示に対応し、ボディデザインはUSB-RGB/D2と共通化されている。こちらの重量は約50グラム。

 対応OSはともに、Windows 7(32ビット版/64ビット版)、Windows Vista(32ビット版/64ビット版)、Windows XP(SP2)、Windows 2000(SP4)および、Mac OS X 10.4〜10.6(32ビットモード)。ただし、Winodws 7 Starterはマルチディスプレイモードに対応しない。必要スペックはAtom 1.6GHzとなっているが、動画再生や複数台同時接続といった負荷の高い環境ではCore 2 Duo 2.4GHz以上を推奨している。

「USB-RGB/D2」はDVI-I出力、「USB-RGB2」はアナログRGB出力を搭載する(写真=左)。説明会の会場にはUSBグラフィックスアダプタと有線LAN、USBハブを組み合わせた「DisplayDock」も展示されていた(写真=中央)。会場にはなぜかメイドさんが……(写真=右)

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