デル、“さらに”進化した「XPS 14z」
デルは、10月25日に“XPS z”ノートPCシリーズの新モデルとなる「XPS 14z」を発表した。日本における出荷開始は11月15日の予定。
13型級ノートPCのボディに14型ワイドディスプレイを搭載
XPS 14zは、光学ドライブ内蔵タイプのノートPCだ。本体サイズは、335(幅)×234(奥行き)×23(厚さ)ミリで、同社のInspiron 13zとほぼ同等(332.0×241.3×22.2〜22.7ミリ)のボディに14型ワイドのディスプレイを搭載したのが特徴だ。
ボディカラーは、アルミ合金を取り入れた“エレメンタルシルバー”を採用するほか、排気口やステレオスピーカーのスリットモールド、アイソレーションタイプでバックライトを内蔵したキーボードなど、デザインは2011年5月に登場したXPS 15zと共通する。
日本市場向けには、CPUと外付けGPU、システムメモリの容量、データストレージデバイスが異なる4つのモデル「スタンダードパッケージ」(ダイレクト価格7万9980円)、「プレミアムパッケージ」(同8万9980円)、「プラチナパッケージ」(同9万9980円)、「SSD搭載パッケージ」(同12万9880円)を用意する。なお、すべてのパッケージで標準OSは64ビット版 Windows 7 Home Premium Service Pack 1だが、プラス5040円で64ビット版 Windows 7 Professional Service Pack 1を、プラス1万1550円で64ビット版 Windows 7 Ultimate Service Pack 1を選択できる。
CPUは、スタンダードパッケージとプレミアムパッケージでCore i5-2430M(デュアルコア、4スレッド対応、2.4GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3GHz)、プラチナパッケージとSSD搭載パッケージでCore i7-2640M(デュアルコア、4スレッド対応、2.8GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.5GHz)を採用。システムメモリは、スタンダードパッケージで4Gバイトのほかは、すべてのパッケージで8Gバイトを載せる。データストレージはスタンダードパッケージで容量500GバイトのHDDを搭載し、プレミアムパッケージとプラチナパッケージは容量750GバイトのHDD、SSD搭載パッケージは容量256GバイトのSSDを採用する。
スタンダードパッケージ以外のモデルでは、外付けGPUとしてGeForce GT 520M(グラフィックスメモリ1Gバイト)を実装する。外付けGPUを搭載するモデルは、起動するアプリケーションによってCPUに統合したグラフィックスコアのIntel HD Graphics 3000と自動で切り替えるNVIDIAの「Optimus Technology」に対応する。
チップセットはIntel HM67 Expressを採用し、ディスプレイの解像度は1366×768ドット。標準で8セルバッテリーを本体に内蔵し、HDD搭載の最小構成でバッテリー駆動時間は約7時間17分になる。本体に搭載するインタフェースには、USB 3.0、USB 2.0、HDMI出力、Mini DisplayPortを用意する。また、無線接続では、IEEE 802.11a/b/g/n対応の無線LANとBluetooth 3.0が利用できる。無線LANモジュールにインテルのCentrino Advanced-N 6230を採用しているので、無線LANで接続したディスプレイでフルHDの動画を再生できるIntel Wireless Display 2.0にも対応する。
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インスピレーションを研ぎ澄ます、美しいデザインノート。価格は7万9980円(税込/11月15日現在)
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