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第1回 新生活に備えてR631を導入してみるキャンパスで使う「dynabook R631」(2/2 ページ)

大学生活においてPCは必要不可欠だが、学年が上がると、モバイルノートPCが必要になる機会が増えるという。そんな人は、Ultrabookを買うと幸せになれるかもしれない。

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大学生に見せてみた

 早速、大学近くのファストフード店にサークルの後輩2人(大学3年生で一人暮らし中)を呼んでdynabook R631を見せてみた。反応は上々だった。一般的な学生においてはPCの用途は限られる。主に講義のノート取り、授業の課題やリポート、就活(セミナー予約、エントリーシート作成など)、ゲームなどの暇つぶしが主な使い道だそうだ。

 すでに掲載したレビューのとおり、ビジネス向けの側面が強いdynabook R631はキャンパスシーンにおいても、ノート取りやプレゼンテーションの作成などには心強いと言える。キーボードのレイアウトも自然で、EnterキーやBackSpaceキー、左右のShiftキーなども大きく打ちやすい。学生2人にも実際にタイピングを試してもらったが、普段使用しているPCのキーボードと比べて違和感はないという。

photophoto 実際に学生にdynabook R631を使ってもらった。ノートPCを購入しようとしているが、現在就活中で、手提げのバッグを持ち歩くことが多いため、軽さを重視したいという(写真=左)。キーボードにバックライトがあるのもうれしい(写真=右)

 また、東芝高速スタートによる起動の速さも好評だったが、何よりdynabook R631の軽さに驚いていた。高いグラフィックス性能を必要としないものならば、ゲーム用途でも使える。筆者が遊んでいるMMORPG「CABAL」をインストールして試したところ、ストレスを感じることなくプレイできた。

 ただ、他のUltrabookに比べて価格が高めという弱点もある。Officeを入れた場合、価格はクーポンを使って14万9800円(東芝ダイレクト限定のCore i7搭載モデル、2012年3月現在)。HPの「Folio 13-1000」は7万9800円、13インチモデルのASUS「ZENBOOK UX31」も9万円台で購入できる(128GバイトSSD搭載モデルの場合)ことを考えると、これらのモデルにOfficeが入っていないことを考慮してもちょっと割高な印象だ。しかし、重いPCを持ち歩き、苦労した経験がある筆者としては、後輩にはぜひとも軽いPCを使ってもらいたいし、WiMAXを標準で搭載するなど、ほかのUltrabookにはない機能もある。

 もちろん、お金に余裕があるならバッテリー駆動時間(標準バッテリー搭載時で約15.5時間)や、Bluetooth、高解像度(1600×900ドット)といった強みがあり、大学生協でもオススメのLet'snote SX1なども候補に入る。今回は一人暮らしの大学生に勧めるということで候補から外したが、20万円ほど用意できるならこちらもアリだ。

 2人とも家にはLaVie S、VALUESTAR Lがあるが、近ごろノートPCの必要性を感じる場面が多く、すぐにでもモバイルノートPCを買いたいという。ここは2人に「なるほど、dynabook R631もいいね」と思われることを目標にしよう。

 というわけで、この連載では筆者が実際にdynabook R631を日々使いながら感じた個人的な感想とともに、筆者が学生時代を思い出しながら、ときには実際に学生に使ってもらって学生のライフスタイルにdynabook R631が合致しているのか考えてみたい。次回はバッテリー動作時間や、バッテリーに関わるユーティリティソフトなどを見ていく。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

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