パイオニア、世界最小・最軽量のポータブルBlu-ray Discドライブに新色追加
パイオニアは、世界最小、最軽量のボディを特徴とするBlu-ray Discドライブ「BDR-XD04」シリーズに機能を絞った廉価モデルを追加した。
パイオニアは7月4日、USB 2.0接続のポータブルBlu-ray Discドライブ「BDR-XD04」シリーズに新色を追加した。2012年7月中旬に発売する。価格はオープンで、想定実売価格は1万5000円前後(税込み)。
この製品は、2012年1月に同社が発売した、世界最小最軽量(2012年7月4日現在、書き込み対応のBlu-ray Discドライブとして/同社調べ)のボディを特徴とするポータブルBlu-ray Discドライブ「BDR-XD04J」の廉価モデルだ。同一LAN内の機器に録画したデジタル放送を、BDメディアに書き込めるDigiOn製ソフト「DiXiM BD Burner 2011 for pioneer」を省き、価格を抑えた。BDR-XD04Jはネットワークダビングに対応する上位モデルとして継続販売する。
「BDR-XD04」シリーズはすべてのBDXL(BD-R XL/BD-RE XL)をサポートしており、BD-Rへの記録速度は1層/2層が最大6倍速、3層/4層が最大4倍速、BD-RE(1層/2層/3層)への書き換えは最大2倍速となる。オーディオデータの欠落・補完の発生を抑え、CD本来の音質で再生する「PURE READ2+」を搭載するほか、動作音を抑える「オート静音ファームウェア」、電源を切った状態でもディスクを取り出せる「エマージェンシーイジェクトレバー」を備える。
ソフトウェアは、Blu-ray 3Dの再生に対応する「PowerDVD 10」や映像編集ソフト「PowerDirector 8」など、サイバーリンク製のオーサリングソフトやライティングソフトが付属する。
本体サイズは133(幅)×133(奥行き)×14.8(厚さ)ミリで、重量約240グラム。カラーバリエーションはワインレッド、パールホワイト、ブラックの3種類だ。対応OSはWindows 7/Vista/XP。
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