ソニー、電子書籍リーダー最新モデル「PRS-T2」を発表――価格は9980円:9月21日発売
ソニーは、電子書籍リーダー最新モデル「PRS-T2」の国内発売を9月21日から開始する。価格は9980円。
ソニーは9月3日、電子書籍リーダー最新モデル「PRS-T2」の国内発売を9月21日から開始することを正式に発表した。価格は9980円。
旧モデルは3Gを搭載する「PRS-G1」とWi-Fiモデルの「PRS-T1」がラインアップされていたが、今回の新モデルはPRS-T1の後継に当たるもので、PRS-G1は継続して販売される。
600×800ドットの解像度を持つ6インチのモノクロ16階調E Ink Pearlディスプレイを搭載するのは従来と同じだが、サイズは110(幅)×173(奥行き)×9.1(高さ)ミリで、重さ約164グラム。一般的な新書とほぼ同じサイズで、PRS-T1より薄く、軽くなった。内蔵メモリは2Gバイトで、ユーザー使用可能領域は約1.3Gバイト。microSD/SDSCスロットも備える。PRS-T1には搭載されていたヘッドフォンジャックは廃止された。カラーバリエーションは黒白赤の3色。PRS-T1と比べ、レッドはより赤く、ブラックはマットに仕上げられている
電子ペーパー特有の画面リフレッシュについては、表示制御の部分を同社独自のロジックで処理しており、リフレッシュなしで15ページほどページめくりしても違和感が少なく、5〜6ページでリフレッシュする他社端末と比べ、より読書体験を向上させているのが大きな特徴。全体的なUIもシンプルになっており、FacebookやEvernoteとの連携機能も用意された。
9月15日から2013年3月29日まで、PRS-T2、PRS-G1、Sony Tablet S/Pの購入者に対して、電子書籍配信サイト「Pottermore」で電子書籍版「ハリー・ポッター賢者の石」と交換できるクーポンを先着10万名にもれなくプレゼントするキャンペーンも実施する(要Reader Store会員登録)。
eBook USERでは、PRS-T2の最速実機レポートも公開した。こちらも併せてご覧頂きたい。
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