「GeForce GTX 650 Ti」搭載モデルが各ベンダーから登場

「GeForce GTX 650 Ti」の発表にあわせて、PCパーツベンダー各社から搭載グラフィックスカードが登場した。価格帯は1万4000円前後から1万8000円前後で、主流はオーバークロックモデルだ。

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GALAXY

　リンクスは、GALAXY製GeForce GTX 650 Ti搭載カード「GF PGTX650TI-OC/1GD5」を発売した。実売価格は1万4800円前後。

　GPUコアクロック966MHzのオーバークロックモデル。1GバイトのGDDR5メモリを搭載する。メモリクロックは5400MHz。オリジナル80ミリファンを装着するほか、ホコリ除去などのメンテナンスが容易な開閉式のヒートシンクカバーを採用しているのが目を引く。TDPはリファレンスよりも低い100ワットだ。映像出力はDVI×2、Mini HDMI×1。外部補助電源は6ピン×1。

GF PGTX650TI-OC/1GD5

ギガバイト

　CFD販売は、ギガバイト製GeForce GTX 650 Ti搭載グラフィックスカード「GV-N65TOC-1GI」と「GV-N65TOC-2GI」の取り扱いを開始した。価格は前者が1万4000円前後、後者が1万7000円前後。

　いずれもOCモデルで、コアクロックは1032MHz。グラフィックスメモリに違いがあり、GV-N65TOC-1GIが1Gバイト、GV-N65TOC-2GIが2GバイトのGDDR5メモリを搭載する。また、GV-N65TOC-2GIは、大型ファンを2基積んだオリジナルクーラー「WINDFORCE 2X」を採用する。映像出力は共通で、DVI×2、HDMI×1、アナログRGB×1を備える。

GV-N65TOC-1GI

GV-N65TOC-2GI

MSI

　アスクは、「MSI N650GTX-Ti Cyclone II PE OC」の取り扱いを開始する。10月13日に出荷を開始し、実売予想価格は1万7000円前後。

　MSI N650GTX-Ti Cyclone II PE OCは、オーバークロックモデルで、コアクロックは993MHz。グラフィックスメモリはGDDR5を1Gバイト搭載する。GPUクーラーにはMSI独自の「Cyclone II」を採用し、18.98デシベルという静音性を実現しているのも特徴だ。

　映像出力インタフェースは、DVI×2、mini HDMI×1。外部補助電源コネクタは6ピンを1基備える。カードサイズは、131（幅）×230（奥行き）×35（高さ）ミリ（ブラケット、突起部含まず）。

MSI N650GTX-Ti Cyclone II PE OC

ZOTAC

　アスクはZOTAC製GeForce GTX 650 Ti搭載グラフィックスカード「ZOTAC GeForce GTX 650 Ti 1GB DDR5」と「ZOTAC GeForce GTX 650 Ti 2GB DDR5」の取り扱いを開始する。実売予想価格は順に1万5000円前後、1万8000円前後。

　いずれもコアクロックを941MHzに引き上げたオーバークロックモデル。ZOTAC GeForce GTX 650 Ti 1GB DDR5は1Gバイト、ZOTAC GeForce GTX 650 Ti 2GB DDR5は2GバイトのGDDR5メモリを搭載する。メモリクロックは5400MHz。このほか映像出力端子にも違いがあり、ZOTAC GeForce GTX 650 Ti 1GB DDR5はDVI×2、Mini HDMI、ZOTAC GeForce GTX 650 Ti 2GB DDR5はDVI×2、HDMI×2という構成になる。このため、後者は4画面同時出力に対応する。外部補助電源は6ピン×1。