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パーツを買うなら今のうち?――値上がりの気配にあふれる週末週末アキバ特価リポート(1/2 ページ)

輸入品が多くを占めるPCパーツは、円の価値が下がると値上がりに動く。今週は再び円安が進んだことで「また値上がりするかも」という予想が複数のショップで聞かれるようになった。

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「平凡な週末特価ですが、長い目で見ると貴重になるかも」

 2012年末から2013年1月にかけて、円安の影響でHDDやSSD、メモリ、CPU、さらにはマザーボードやグラフィックスカード、OSにいたるまで、あらゆるPCパーツが値上がりしたのは記憶に新しい。ここ最近は円相場がある程度落ち着いたこともあり、当時ほどの目立った価格変動はなかったが、今週円安が加速したことで、再び値上がりの気配が色濃くなってきている。

 今週末にウエスタンデジタルの3TバイトHDD「WD Green WD30EZRX」を1万980円の特価で売るソフマップ秋葉原リユース総合館は、「ごく平凡な特価ですが、来週や再来週のことを考えるとかなりお買い得になる可能性が高いですね。具体的な値上げの情報が入っているわけではないですが、現在の円相場の動きからすれば、来週にも値上がりするパーツは複数のジャンルに及ぶと思います」と話していた。同様の不安を語るショップは複数ある。

W-01 ソフマップ秋葉原リユース総合館の週末特価POP

 また、年末年始の円安において、比較的値上がりが遅かったマザーボードやグラフィックスカードも、一斉に価格が変動すると予想する声も少なくない。某ショップは「円相場の変動が激しい最近は、代理店も在庫をストックすることに慎重になっているので、大きな変動があれば板モノもHDDやCPUと同じように大揺れすると思います。どんなジャンルにせよ、回転率の高い売れ筋モデルほど価格への反映が早いので、欲しいパーツがあるならなるべく早く手に入れるのがベターでしょうね」と話していた。

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