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タッチ操作に最適化した“家族向けPC”の新シリーズ登場――「FMV ESPRIMO WH」2013年PC秋冬モデル

富士通製液晶一体型PCの新シリーズ「FMV ESPRIMO WH」は、画面のチルト角度を自由に調節できるデザインを採用。キーボードとマウスを使うデスクトップPCスタイルと、タッチ主体のタブレットスタイルを自由に切り替えられる。

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子どもから大人まで、誰でも使いやすい家庭向けマシン

 富士通のデスクトップPC「ESPRIMO」シリーズにタッチ操作に向く新シリーズが登場した。2013年秋冬モデルで登場する液晶一体型PC「FMV ESPRIMO WH」は、2つのヒンジでディスプレイのチルト角度を約80度〜150度まで自由に調節できるのが特徴だ。ディスプレイを立てたときはデスクトップPCとして使い、ディスプレイを寝かせたときはタッチ主体の巨大タブレットのように使える。

 ディスプレイを手前に引き出して倒す仕組みを採用し、スタンド後部に設置スペースを必要としないほか、座ったままでも楽にディスプレイを動かせるとしている。タッチ対応ディスプレイのサイズは21.5型ワイドで、1920×1080ドット表示に対応する。視野角が広いIPSパネルを採用しており、指紋を拭き取りやすいコーティングを表面に施した。画面上部には約92万画素のWebカメラを搭載する。

photophoto 21.5型液晶一体型PCの新シリーズ「FMV ESPRIMO WH」。カラーバリエーションはスノーホワイト(写真=左)とシャイニーブラック(写真=右)の2種類を用意するが、スノーホワイトの提供は発売日から1カ月ほど遅れるという

 店頭モデルはWH77/Mの1機種のみで、クアッドコアCPUのCore i7-4702MQ(2.2GHz/最大3.2GHz)とIntel HM86 Expressチップセットを組み合わせた基本システムに、8Gバイトメモリ(4Gバイト×2、最大16Gバイト)、2TバイトHDD(7200rpm)、BDXL対応Blu-ray Discドライブなどを搭載。グラフィックスはCPU統合のIntel HD Graphics 4600を利用する。OSは64ビット版Windows 8.1で、オフィススイートはOffice Home and Business 2013だ。

 画面を持って動かしやすいようディスプレイの側面にインタフェースを設けず、スタンドに各種ポートや光学ドライブを配置している。インタフェースはUSB 3.0×4、USB 2.0×1(電源オフ時の給電に対応)、ギガビットLAN、音声入出力、SDメモリーカードスロットなど。無線通信はIEEE802.11a/b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0+HSに加えて、スタンド上面にNFCのタッチポイントを備える。

 ディスプレイ最小傾斜時の本体サイズは547(幅)×224(奥行き)×363(高さ)ミリで、最大傾斜時は547(幅)×345(奥行き)×203(高さ)ミリとなる。重量は約8.7キロ。カラーバリエーションはスノーホワイトとシャイニーブラックの2色だ。発売日は2013年10月18日(スノーホワイトのみ2013年11月下旬)で、想定実売価格は22万円強。

 富士通の直販サイト「WEB MART」で提供されるカスタムメイドモデルでは、16Gバイトメモリや3TバイトHDDといった構成を用意するほか、オプションでテレビチューナーを選択できる。

FMV ESPRIMO WH店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
ESPRIMO WH WH77/M (B・W 2色) 液晶一体型 新ラインアップ Core i7-4702HQ (2.2GHz/最大3.2GHz) 8GB (DDR3L) 2TB 64ビット版 Windows 8.1 22万円強
FMV ESPRIMO WH店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV/オフィス 重量
ESPRIMO WH WH77/M (B・W 2色) 21.5型ワイド 1920×1080 (タッチパネル) Intel HM86 BDXL対応Blu-ray Disc CPU統合 (HD 4600) −/Office Home and Business 2013 約8.7キロ

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

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