ニュース
2013年の国内タブレット出荷は前年比“67%増”の伸び――IDC調べ
IDC Japanは、2013年度第4四半期および2013年度の国内タブレット端末市場規模についての発表を行なった。
IDC Japanは3月11日、2013年度第4四半期および2013年度の国内タブレット端末市場規模についての発表を行なった。
2013年第4四半期のタブレット端末の出荷台数は、前年の同期比で21.5%増の223万台で、四半期ベースとしては初の200万台超えを記録。この理由として「iPad」シリーズが好調であったことのほか、NTTドコモ向けの4G回線付きAndroid端末の安定した販売推移と、マイクロソフト製のWindows搭載端末の出荷拡大が原因となっている、としている。
また、2013年度のタブレット端末出荷台数は前年比で67.2%増の743万台となった。ベンダー別では、年間を通じiPadで高いシェアを獲得したアップルが43.8%、次いでASUSTeKが17.1%を獲得。また3位には、Windows搭載端末でシェアを伸ばしたマイクロソフトが6%でトップ3入りを果たしている。
関連記事
- ビジネス向けPC市場は成長続く:個人向けPCの出荷台数、前年比で30%ダウン――IDC調べ
IDCが2013年4月〜6月の国内PC出荷台数を発表した。ビジネス向けPC市場が成長を続ける一方で、個人向けPC市場は前年同期比30%減と大幅に縮小。ビジネス向けPCに注力するベンダーが増えたことや、円安による価格上昇が原因という。 - ビジネス向けは5%増、個人向けは6%減:2012年の国内PC出荷台数は前年比0.6%減――IDC調べ
IDCが2012年通年の国内PC出荷台数を発表した。ビジネス向けPCが好調な一方で、個人向けPC市場は前年比6.5%と縮小。Windows 8が市場をけん引できなかったことや、PCの値ごろ感が出せなかったことが原因という。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.