パナソニック、「4Kタブレット」に高性能GPU搭載の強化モデル──“7”搭載モデルも追加:最強クラスのモバイルCADワークステーションへ
パナソニックの4Kタブレット「TOUGUPAD 4K」に、CAD/CAM、3Dグラフィックス制作など高度な業務への導入に向けた高性能モデルが追加される。CADソフトウェアユーザーのニーズに応じ、Windows 7インストールモデルも用意する。
パナソニックは3月13日、4K解像度のディスプレイを備える20型Windowsタブレット「TOUGHPAD 4K」シリーズの上位追加モデルを発表。グラフィックス性能を高めた高性能GPUを搭載する「UT-MA6027HBJ」およびOSをWindows 7 Professionalとした「UT-MA6027HCJ」をラインアップに加える。価格はオープン、発売時参考価格はどちらも58万円前後。
TOUGHPAD 4Kシリーズは2013年9月に発表、204年2月に出荷をはじめた業務シーン/プロフェッショナル向けの20型Windowsタブレット(タッチ対応ボードPC)。20型で4K(3840×2560ドット/約230ppi)解像度とする超高精細な表示性能と、厚さ12.5ミリ、重量約2.35キロの大画面20型クラスとしては極めて軽く軽量なボディ、汎用性のあるWindows PCシステムであることを武器に、より幅広い業態・業種への導入を提案・訴求するシリーズとして展開している。
追加モデルは、この特長をそのままにCAD/CAM作業や3Dグラフィックス制作などの業務シーンへ特化する目的で、グラフィックス系を中心に基本性能をより高めた仕様とした。採用GPUはQuadro K1000Mへ、CPUも通常モデルのCore i5-3437U vPro(1.9GHz/最大2.9GHz)からCore i7-3687U vPro(2.1GHz/最大3.3GHz)へ、メインメモリも8Gバイトから16Gバイトに強化し、新たに3時間動作のバッテリー性能(通常モデルは約2時間)、1000BASE-T有線LANポート、4K出力対応Mini DisplayPort、リアカメラも追加した。
合わせて、3D CAD設計ソフトウェアにおいて主力であるOSバージョン環境を考慮し、64ビット版Windows 7 Professional(Windows 8.1 Proのダウングレード権を行使)搭載モデルも用意する。
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