レノボ、AMD FXシリーズ搭載の「ThinkPad E555」「ThinkPad E455」
AMDがCOMPUTEX TAIPEI 2014に合わせて発表したノートPC向け省電力FXシリーズを搭載する構成を追加した。
レノボ・ジャパンは、AMDプラットフォームを採用する「ThinkPad E555」と「ThinkPad E455」で、CPUにAMDのノートPC向けFXシリーズを選択できる構成をレノボ・ショッピングの直販モデルに追加した。
選択できるのは「FX-7500」で、動作クロックは定格が2.1GHz、最大で3.3GHz。クアッドコアのCPUと6コア(StreamProcessorで384基)を実装するAPUで、A10-7300の代わりに選択すると1万円(税別)の追加になる。
ThinkPad E555は15.6型ディスプレイ(解像度は1366×768ピクセル)を搭載するクラムシェルタイプのノートPCだ。標準構成で本体サイズは377(幅)×256(奥行き)×27.1(高さ)ミリで重さは最小構成で約2.36キロ。本体搭載のインタフェースとしてHDMI、有線LAN、2基のUSB 3.0、USB 2.0を備えるほか、無線接続としてIEEE 802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0を利用できる。システムメモリはDDR3L-1666を8Gバイト、データストレージは1Tバイト HDDを採用。また、DVDスーパーマルチドライブも本体に内蔵する。OSは64ビット版 Windows 8.1 Updateを導入する。
ThinkPad E455は14型ディスプレイ(解像度は1366×768ピクセル)を搭載するクラムシェルタイプのノートPCだ。本体サイズは339(幅)×239(奥行き)×24.4(高さ)ミリで重さは最小構成で約1.81キロ。光学ドライブを本体に内蔵しないほかは標準構成における仕様はほぼ共通する。
標準構成でCPUをFX-7500を選択した状態の価格は、ThinkPad E555で8万2080円(税込み)、ThinkPad E455で7万9920円(税込み)だ。
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