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インテル、重さ54グラムのスティック型PC「Compute Stick」を発売:Linux搭載モデルも投入
インテルがスティック型PCを国内で展開する。発売日は4月30日だ。
インテルは4月2日、スティック型PC「Compute Stick」を発表、4月30日に発売する。価格はオープン。ラインアップはWindows 8.1搭載モデルとLinux搭載モデルを用意している。Windows 8.1搭載モデルの実売価格は税別2万500円前後。
Compute Stickは、37(幅)×103(奥行き)×12(厚さ)ミリ、重量約54グラムの小型ボディにAtom Z3735F(1.33GHz/最大1.83GHz)を搭載するスティック型PC。HDMI出力を搭載し、ディスプレイに直接接続することでPCとして利用できるのが特徴だ。なお、同種の製品では、2014年12月に登場したマウスコンピューターの「m-Stick」シリーズが知られており、インテルも2015 CESで製品を披露していた。
Windows 8.1搭載モデルの主なスペックは、上記CPUに加え、2GバイトメモリとeMMC 32Gバイトを内蔵。インタフェースとしてmicro SDメモリーカードスロット(SDXC対応)とMicro USB、USBポートを搭載するほか、IEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0を備える。なお、OSにLinuxを採用するモデルは、メモリ容量が1Gバイト、ストレージが8Gバイトになる。
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