「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」に23万8800円の下位モデル:手が届きやすくなった?
アップルの「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」に、スペックを抑えて低価格化した下位モデルが加わった。
アップルは5月19日、「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」に下位モデルを追加し、販売を開始した。3.5GHz駆動のクアッドコアCore i5モデルを搭載した既存モデルは価格が25万8800円だったが、新モデルは23万8800円となる(いずれも税別)。
4Kと比べて67%画素数が多い5120×2880ピクセル(5K)表示の27型ワイド液晶ディスプレイを継承しつつ、既存モデルから基本スペックを抑えて低価格化したモデル。CPUのクアッドコアCore i5は3.5GHz(最大3.9GHz)から3.3GHz(最大3.7GHz)へ、GPUのAMD Radeon R9はM290XからM290へ、1TバイトFusion Driveは1TバイトHDD(7200rpm)へ変更されている。メモリは8Gバイトで変わらない。
通信機能は1000BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/acの無線LAN、Bluetooth 4.0を標準搭載。4基のUSB 3.0ポート、最大20Gbpsの転送速度に対応した2基のThunderbolt 2ポート、SDXC対応SDメモリーカードスロット、ヘッドフォン出力端子、ステレオスピーカー、デュアルマイク、FaceTime HDカメラなどを装備している。
本体サイズは650(幅)×203(奥行き)×516(高さ)ミリ、重量は約9.54キロ。Apple Wireless Keyboard、Apple Magic Mouseが付属する。プリインストールOSは、OS X Yosemiteだ。
- 同時発表モデルの情報はこちら → アップル、感圧タッチトラックパッドを採用した「15インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデル」を発表
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