日本HP、豊富なカラーバリエーションを用意する「HP Pavilion 15-ab000」など個人向けノート夏モデル4機種を発表:2015年PC夏モデル
5万円を切るエントリーモデルが登場。ゲーミングノートPCのスペックも強化し、グラフィックス性能は前モデルから約30%アップする。
全4色で充実のカラーバリエーション「HP Pavilion 15-ab000」
「HP Pavilion 15-ab000」は、15.6型ディスプレイを搭載するスタンダードノートPCだ。ラインアップには基本スペックとカラーバリエーションが異なる3モデルを用意する。HP Directplus価格は6万4800円(税別/送料込)から。
現行モデル「Pavilion 15」のデザインを継承し、剛性の高いユニボディフレームを採用する。パームレストは共通でヘアライン風デザインパターンを施したチャコールブラックとなる。キーボード上部にはB&O Playブランドのデュアルスピーカーを搭載することで、エンターテイメント利用を重視した。天板にはHP Imprintを施し、傷をつきにくくしている。
エントリーモデルの主な仕様は、Core i3-5010U(2.1GHz、2コア4スレッド、3次キャッシュメモリ 3Mバイト)、500GバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブ、CPU統合グラフィックス(Intel HD Graphics 5000)という構成。ディスプレイの解像度は1366×768ピクセル。カラーバリエーションはブリザードホワイトとコバルトブルーを用意する。バッテリー駆動時間は約7時間となっている。
スタンダードモデルの主な仕様は、Core i5-5200U(2.2GHz/最大2.7GHz、2コア4スレッド、3次キャッシュメモリ 3Mバイト)、1TバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブ、CPU統合グラフィックス(Intel HD Graphics 5000)となる。ディスプレイは1366×768ピクセル。カラーバリエーションはブリザードホワイトとコバルトブルー、ピーチピンクを用意する。バッテリー駆動時間は約7時間30分となっている。
パフォーマンスモデルの主な仕様は、Core i7-5500U(2.4GHz/最大3GHz、2コア4スレッド、3次キャッシュメモリ 4Mバイト)、1TバイトハイブリッドHDD(8Gバイトフラッシュメモリ内蔵)、Blu-ray Discドライブ、CPU統合グラフィックス(Intel HD Graphics 5000)という構成だ。ディスプレイ解像度は1920×1080ピクセルで非光沢パネルを採用する。本体カラーはナチュラルシルバーのみとなる。バッテリー駆動時間は約5時間30分となる。
すべてのモデルで、本体搭載インタフェースは、HDMI出力、2基のUSB 3.0、USB 2.0、SDメモリカードスロット、ヘッドフォン端子にマイク端子、有線LANなどを備える。また、ディスプレイ上部に有効92万画素のWebカメラを内蔵する。無線接続ではIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANと、Bluetooth 4.0を利用できる。
本体サイズは384(幅)×261(奥行き)×24〜28(最厚部の高さ)ミリ、重量は約2.29キロ。OSは64ビット版Windows 8.1 Updateを導入する。
グラフィックを強化し、ゲーム性能を約30%アップした「HP OMEN 15-5100」
「HP OMEN 15-5100」は、15.6型ディスプレイを搭載するゲーミングノートPCだ。本体カラーは1色のみ。HP Directplus価格は19万9800円(税別/送料込)から。
現行モデルの「HP OMEN 15」に対し、グラフィックコアをGeForce GTX 860MからGeForce GTX 960M、SSDが256Gバイトから512Gバイト、CPUがi7-4710HQからi7-4720HQに刷新することで、ゲーム性能をさらに強化した。そのほかの仕様は現行モデルと共通する。
5万円を切るエントリーユーザー向け「HP 14-ac000」
「HP 14-ac000」は、14型ディスプレイを搭載するエントリーノートPCだ。ボディはHP Imprintを施し、傷をつきにくくしている。ラインアップにはCPUとグラフィックスコアが異なる2モデルを用意する。HP Directplus価格は4万9800円(税別/送料込)から。
エントリーモデルの主な仕様は、Celeron N3050(1.6GHz/最大2.16GHz、2コア2スレッド、2次キャッシュメモリ 2Mバイト)、CPU統合グラフィックス(Intel HD Graphics)という構成だ。スタンダードモデルの主な仕様は、Core i3-4005SU(1.7GHz、2コア4スレッド、インテルスマートキャッシュ 3Mバイト)、CPU統合グラフィックス(Intel HD Graphics 4400)というなる。
そのほかの仕様は共通で、500GバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイ解像度は1366×768ピクセルとなる。本体カラーはホワイトシルバーのみだ。
本体搭載インタフェースは、アナログRGB出力、HDMI出力、USB 3.0、2基のUSB 2.0、SDメモリカードスロット、ヘッドフォン端子にマイク端子、有線LANなどを備える。また、ディスプレイ上部に有効92万画素のWebカメラを内蔵する。無線接続ではIEEE802.11b/g/n準拠の無線LANと、Bluetooth 4.0を利用できる。
本体サイズは345(幅)×241(奥行き)×23.9(最薄部)ミリ、重量は約1.94キロ。OSは64ビット版Windows 8.1 Updateを導入する。
AMDプロセッサ採用のエントリーユーザー向け「HP 15-af000」
「HP 15-af000」は、15.6型ディスプレイを搭載するスタンダードノートPCだ。傷のつきにくいHP Imprintを施すなど、本体のデザインは「HP 14-ac000」と同様だ。ラインアップはスタンダードモデルのみを用意する。HP Directplus価格は4万9800円(税別/送料込)から。
スタンダードモデルの主な仕様は、AMD E1-6015(1.4GHz、2コア2スレッド、2次キャッシュメモリ 1Mバイト)、500GバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブ、CPU統合グラフィックス(AMD Radeon R2 Graphics)という構成だ。ディスプレイ解像度は1366×768ピクセルとなる。本体カラーはターボシルバーのみ。
本体搭載インタフェースは、HDMI出力、USB 3.0、2基のUSB 2.0、SDメモリカードスロット、ヘッドフォン端子にマイク端子、有線LANなどを備える。また、ディスプレイ上部に有効92万画素のWebカメラを内蔵する。無線接続ではIEEE802.11b/g/n準拠の無線LANと、Bluetooth 4.0を利用できる。
本体サイズは384(幅)×255(奥行き)×24.3(最薄部)ミリ、重量は約2.19キロ。OSは64ビット版Windows 8.1 Updateを導入する。
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