MSI、Z170チップセット採用のフラッグシップゲーミングマザー「Z170A GAMING M9 ACK」など2製品
台湾MSIは、Intel Z170チップセットを採用したゲーミングATXマザーボード「Z170A GAMING M9 ACK」「Z170A XPOWER GAMING TITANIUM EDITION」の2製品を発表した。
台湾MSIは8月28日、Intel Z170チップセットを採用したゲーミングATXマザーボード「Z170A GAMING M9 ACK」「Z170A XPOWER GAMING TITANIUM EDITION」の2製品を発表、8月29日に販売を開始する。予想実売価格はZ170A GAMING M9 ACKが5万3800円、Z170A XPOWER GAMING TITANIUM EDITIONが4万1200円(ともに税別)。
2製品はともにIntel Z170チップセットを採用したLGA1151対応のATXマザーボードで、メモリスロットはDDR4スロット4本(最大64Gバイト)を装備。メモリ回路の安定性を向上させる「DDR4 Boost」などを搭載。同社品質基準の“ミリタリークラス 5”にも準拠している。
Z170A GAMING M9 ACKは、“Enthusiast GAMING”シリーズのフラッグシップとなるモデルで、LANコントローラとして有線用のKiller E2400 と11ac無線LAN/Bluetooth 4.1搭載のKiller Wireless AC 1535無線LANモジュールを装備。またサウンド機能として384kHz/32ビットHDオーディオをサポートする“Xtreme Audio DAC ”を搭載した。PCI Express x16スロットは3基を装備し2Way SLI/3Way CrossFireをサポートしている。
Z170A XPOWER GAMING TITANIUM EDITIONは、極冷オーバークロックなども想定したモデルで、8層基板を採用したほかCPU電源/PCHなどにもヒートスプレッダを搭載し安定性を高めているのが特徴。またオーバークロック設定を独立したパネルで操作可能な「OCダッシュボード」も付属している。PCI Express x16スロットは4基で、2Way SLI/4Way CrossFireを利用可能だ。
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