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まさかの「OneDrive」縮小……よろしい、ならば「ASUSTOR NAS」だよくもだましたアアアア!!(2/3 ページ)

Office 365ユーザー向けに提供していた「OneDrive」の容量無制限サービスが終了した。筆者にとってはこれで3度目の失意体前屈になる。orz

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ASUSTOR NASの基本設定

 ではさっそく、ASUSTOR NASを使って個人用オンラインストレージを構築していこう。ASUSTOR NASはNASキットなのでHDDは別売となる。容量やメーカーの異なるHDDを混在させて使うこともできるが、なるべく同じメーカーの同じモデルを導入しよう。動作確認が取れているディスクの一覧が公開されているので参考にしてほしい。

 AS10/AS31シリーズではホットスワップベイが廃止されたため、HDDの取付けはカバーを外して直接、ケース内部に取り付けることになる。手回しネジが付属しているので、ドライバーなどの工具がなくても作業を行うことが可能だ。

カバーを外したところ。樹脂パーツが多いが、HDDを支える部分と背面は金属製

付属の手回しネジでHDDを固定する。ネジ穴の位置の関係上、2.5インチディスクはそのままだと固定できないので注意

ケースは樹脂製のためかなり軽い

 取付けが終わったらASUSTOR NASにネットワークケーブルとACアダプタを接続して電源を投入する。その後のセットアップ作業はネットワークに接続しているPCから行う。付属のCD-ROMをドライブに投入し、自動実行するとセットアップユーティリティが起動するので、スタートを押してASUSTOR Control Centerをインストールする。

 ASUSTOR Control Centerは起動するとネットワーク上のASUSTOR NASを自動的に検索するので、対象となる機器を選択してセットアップ作業を進めていこう。

Control Centerを起動するとネットワーク上のASUSTOR NASを自動的に検索する。初期化されていない場合はステータスにその旨が表示される

「初期化されていません」をクリックするとブラウザが起動。ワンクリックセットアップをクリック

管理者[admin]のパスワード、ストレージ要件を選択。最大容量を選択するとディスクを無駄なく利用できるが、冗長性がないため「バランスが取れている」がおすすめ

初期化を開始

初期化が終わったらASUSTOR IDを登録する

新規登録時に必要な情報を入力

完了

 セットアップが完了したら管理画面にadminでログインし、アクセスコントロールから利用ユーザーを設定する。今回はオンラインストレージとして外部から利用するため、ビルトインユーザーのguestは必ず非アクティブにしておこう。

アクセスコントロール>ローカルユーザーー>追加をクリック。必要な情報を入力して次へ

通常の利用ユーザーには管理権限は不要。「このユーザーーの役割と権限の定義を希望します」にチェックが入っていることを確認して次へ

ユーザーの所属グループの設定。当初はusersでよいだろう

フォルダごとにアクセス権を設定。DAはアクセス不可(Denied Access)、RWは読み取りおよび書き込み(Read/Write)、ROは読み取り専用(Read Only)

クォータの設定。ユーザーごとのディスク使用量を制限することができる。個人利用や読み取り専用ユーザーの場合は不要だろう

アプリ権の設定。ASUSTOR NAS上で動作するアプリを利用できるかどうかを設定するが、初期状態ではアプリがインストールされていないためそのまま次へ

内容を確認して終了

ユーザーから「guest」を選択、編集をクリックして「このアカウントを無効にする」にチェックを入れておく

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