Twitterの投票機能を使ってネットのマジョリティー(多数派)を調査する本企画。第12回目のお題は「10年後、あなたの仕事は人工知能に奪われる?」で、総投票数は136票でした。たくさんの投票とご意見ありがとうございました。
「10年後、あなたの仕事は残っていると思いますか?」という問いに、結果は「残っていると思う」と「残っていないかもしれない」が同数の38%、「人と機械とのすみ分けができている」が24%となりました。調査では「10年後ならまだ残っている。20年後には分からない」など、20年以上先の未来では自分の仕事がなくなってしまうかもしれないと考える人もおり、「人と機械とのすみ分けができている」と考えている人が一番少ないという結果になりました。
ネトマジョ調査部に寄せられた意見の中では「どうでもいい書類の仕事は人工知能に任せたい」「機械に仕事を奪ってもらうほうが、世の中も洗練されて面白いものになる」と人工知能へ期待を持つ人もいましたが、「機械に仕事を奪われて困る人はたくさんいる」「(機械に)代替すらされずに仕事ごとなくなっていく職業もありそう」など、職業自体がなくなってしまうことを危惧(きぐ)する読者もいました。
また、中には野村総合研究所が出したニュースリリースを見て「『人工知能やロボット等による代替可能性が低い職業』の中に賃金や対価が低いものが多数ある」と代替可能性の共通点に触れている声もあり、未来にどんな仕事が残っていくのか、議論は尽きないものとなっています。
「賃金の安い仕事はどんどん人工知能に置き換わればいい」という考え方がある一方、「機械によって仕事がなくなっては生活に困る」と主張する人もおり、人工知能と人間との付き合いがこれからどうなっていくのか、引き続き気になるところですね。
次回も気になるテーマでTwitter投票を実施するので、お楽しみに!
「ネットのマジョリティー」(ネトマジョ)とは
ITやネットにまつわる気になる話題を見つけてどんどん調査していく連載。調査の一環としてTwitterなどで読者アンケートを実施し、世間の声を拾っていきます。
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10年後、あなたの仕事は人工知能に奪われる?
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