第6世代Core M搭載「MacBook」登場、新色ローズゴールドも:最長駆動時間は11時間に
最新CPUを採用しローズゴールドを追加、バッテリー駆動時間も長くなった。ちなみに価格は据え置き。
Appleは4月19日、MacBookの新モデルを発表した。第6世代Core Mを採用したほか、バッテリー駆動時間の延長と新色ローズゴールドの追加がトピック。
MacBookは、12型(2304×1440ピクセル/アスペクト比16:10)のRetinaディスプレイを搭載するノート型Mac。Core M採用によるファンレス構造や薄型キーボード、感圧タッチトラックパッドなどにより、最厚部13.1ミリ、重量約920グラムと、Mac史上最も薄く軽いボディーを実現しているのが特徴だ。
今回登場した新型MacBookでは、1.2GHz動作のCore m5(最大2.7GHz)を搭載する上位モデルと、1.1GHz Core m3(最大2.2GHz)を搭載する下位モデルを用意。メモリ容量は8GB (1866MHz LPDDR3)で共通。ストレージはPCIe接続のSSDで上位モデルが512GB、下位モデルが256GBとなっている。
また、CPUの刷新にともない、グラフィックスはHD Graphics 5300からHD Graphics 515に変更されたほか、バッテリー駆動時間は、ワイヤレスインターネット閲覧時で最大10時間、iTunesムービー再生時で最大11時間と、ともに1時間ほど長くなった。なお、オプションでCPUを1.3GHz動作のCore m7(最大3.1GHz)に変更できる。
そのほかの仕様は旧モデルを引き継いでおり、インタフェースはUSB-C、DisplayPort 1.2、ヘッドフォン出力、ワイヤレス機能としてIEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LANとBluetooth 4.0を搭載。液晶上部に480p対応FaceTimeカメラを内蔵する。本体サイズは、280.5(幅)×196.5(奥行き)×3.5〜13.1(高さ)ミリ。
価格は上位モデルが18万4800円、下位モデルが14万8000円(ともに税別)と据え置き。Web直販は同日より販売を開始、直営店のアップルストアおよび量販店では翌20日から順次発売する。ただし、原稿執筆時点では「お探しのページがありません」と表示される。
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