上質を知るオトナのPC――「H170FD-MINI」コラボモデル徹底レビュー:読者限定でさらに3000円オフ!(3/3 ページ)
サイコムの「Premium-Line」ブランドに待望のコンパクトモデルが登場。高品質な“こだわり”のパーツで構成された、まさにプレミアムな製品だ。
静音性と高性能を高いレベルで両立
ベンチマークテストで性能をチェックしよう。評価機の構成は、CPUがCore i7-6700K、メモリが16GB(PC3-17000 8GB×2)、グラフィックスカードがGeForce GTX 960(4GB)、メインストレージが256GB SSD(Serial ATA 6Gb/s)、OSがWindows 10 Pro(64bit)という内容だ。
CINEBENCHのCPUスコアは882。CPUのポテンシャルはしっかり発揮できている。このスコアは、同世代のモバイルノートPCの3倍前後に相当する。3D描画性能も優秀だ。3DMark/FireStrikeのスコアは6921だった。フルHD解像度であれば、一通りのゲームを楽しめるスコアだろう。FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマークでもDirectX 11モードの高画質設定で快適にプレイできるスコアをマークしている。もちろん、グラフィックスカードの選択次第でさらに強化することも可能だ。
静音性は非常に優秀だ。本体を近い位置(50〜60cm)に設置して使っていても、アイドル時や低負荷時は、意識すれば動作音が分かる程度。しばらく高負荷をかけてもあまり変わらない。これだけの高性能と静音性を両立できるのは、こだわりの組み合わせのなせる技だろう。
前面正面15cmの距離からの測定(室温26度、暗騒音:29.7dB) | |
---|---|
アイドル時: | 31.7dB |
低負荷時: | 31.9dB |
高負荷時(3DMark): | 33.8dB |
高負荷時(CINEBENCH): | 32.6dB |
長く安心して使える「オトナのためのPC」――今なら読者特典で3000円引き
Mini-ITXフォームファクターを採用したコンパクトなボディは机の上に置いても圧迫感が少なく、扱いやすい。最新の基本システムを採用しており、高性能なグラフィックスカードも搭載できるためパフォーマンスも申し分ない。それでいて、高いレベルの静音性も実現している。
サイコムのWebサイトでの標準構成は総額(税込、送料込)で12万6650円だ。BTOで評価機と同等の構成を見積もると、OSなしで総額16万780円、Windowsb 10 Pro(64bit)込みで18万4150円だ。内容を考えれば、決して高価すぎるということはない。
また、今回はサイコムの協力により、7月31日までのPC USER読者限定キャンペーンとして、Core i5-6500を中心とした以下の構成を、送料無料+3000円の特別割引を適用した14万6580円(税込み)で購入できる。ここから評価機と同じCore i7-6700Kや650W電源に変更しても17万2010円と非常にお得だ。
構成表 | |
---|---|
CPU: | Core i5-6500 |
マザーボード: | MSI H170I PRO AC |
メモリ: | 16GB(8GB PC-17000×2) |
ストレージ: | Crucial製240GB SSD+東芝製500GB HDD |
グラフィックス: | ASUS製STRIX-GTX960-DC2OC-4GD5 |
電源ユニット: | Fractal Design Edison M 550W |
OS: | 64Bit版Windows10 Home |
価格: | 14万6580円(税込み) |
→読者限定特設販売ページへ(2016年7月31日まで)
標準2年保証、オーバーホールやアップグレードなど独自のサポート特典がつくだけに、長く安心して使えるPCが欲しいという方にはぴったりだ。自作代行的な魅力もあるので、自作PCに興味があるユーザーもぜひ検討してもらいたい。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
関連記事
- 夏ボで買いたい“本当にぜいたくなPC”はコレ――Sycom×PC USER
「本当にぜいたくなPC」とは何か。メーカーコラボ第二弾は、こだわりのBTOメーカーとして知られるサイコムに協力してもらった。 - 週刊少年誌の連載漫画家による“クリスタ”推奨PCレビュー
漫画・イラスト制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」、通称クリスタ。サイコムから登場した“クリスタ”推奨モデルを現役プロ漫画家が試す。 - 自作ユーザーにこそオススメしたいBTOパソコンの魅力
昔は自作でブイブイ言わせていた人も、最近はケースを持つと腰が痛い、組み立てが億劫になってきたという方も多いのではないだろうか。よろしい、ならばサイコムだ。 - 性能と静音を究極レベルで両立! 新世代デュアル水冷モデル「G-Master Hydro Z170」徹底検証
サイコムの「G-Master Hydro」シリーズにSkylake世代の最新モデルが登場。デュアル水冷システムにより高性能と静音性を両立した注目のモデルだ。 - “安くて上質なPC”が手に入る。そう、サイコムならね――「Radiant GZ2500Z170」にしびれる
エンスー向けの印象が強いサイコムのPCだが、エントリークラスの「Radiant GZ」シリーズにも、Fractal Designと共同開発した新型のオリジナルケースを採用。「安くてもちょっといいPCを」というニーズにぴったり。 - 高性能で超静音! 北欧デザインが美しい――オトナのためのぜいたくなPC「Premium-Line」徹底レビュー
サイコムが立ち上げた新PCブランド「Premium-Line」は、高品質なパーツで定評のある北欧メーカー、Fractal Designの全面協力のもと実現したPCだ。性能、機能、信頼性、そして独自のサポートサービス、そのすべてがプレミアム! - イシュガルドはこれで遊びたい! 上質なFF14推奨モデル「G-Master Spear Z97-FFXIV2」を試す
「G-Master Spear Z97-FFXIV2」は、単なるFF14推奨認定PCにとどまらない“サイコムらしいこだわり”が魅力。これはいいものだー。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.