真に快適なゲームマシンとは? その答えは「ダブル水冷」かもしれない:GTX 1080とi7-6700Kを静音冷却(3/4 ページ)
「ゲームをバリバリ楽しめる高性能なPCが欲しい」「しかも放熱がしっかりしていて動作音が静かなPCが欲しい」――だったらG-Tuneのダブル水冷モデルに注目だ。
ハイエンドゲームマシンとして文句のない性能
それでは各種ベンチマークテストでダブル水冷モデルの性能をチェックしよう。評価機の構成は、CPUがCore i7-6700K(4.0GHz/最大4.2GHz)、メモリが16GB(PC4-17000 8GB×2)、グラフィックスカードがGeForce GTX 1080(8GB)、メインデータストレージが240GB SSD、OSが64bit版Windows 10 Homeだ。高性能なモデルということで、テストは4K解像度(3840×2160ピクセル)のリッチな環境で行った。
CINEBENCH R15のスコアは、CPUで880cb、CPU(シングルコア)で179cbと、Core i7-6700K搭載機として妥当なスコアだ。ハイスペックなCPUのパフォーマンスをしっかり引き出せている。
ストレージの性能は、CrystalDiskMark 5で測定した。Serial ATA 6Gbps対応のSSDとしては標準的なスコアだろう。さらに上を目指すならば、PCI Express/NVMe対応のSamsung SM951という選択肢もある。
PCで行う一般的な作業をシミュレートする内容のPCMark 8はハイエンドマシンとして申し分ないスコアだった。このテストには高解像度になるほど不利な内容も含まれているが、そうした不利も感じさせない。オフィス、ゲーム、クリエイティブ、どんな用途も快適にこなせる。
3D描画性能も当然優秀だ。ハイエンドゲームマシン向けのテストである3DMark/FireStrikeでは17000を超えるスコアをマークした。4K解像度を想定したFireStrike Ultra、DirectX 12対応テストのTimeSpy、いずれのスコアも優秀だ。
FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマークでは4K解像度(3840×2160ドットフルスクリーン)の最高品質(DirectX11モード)でも「非常に快適」評価のスコアだった。
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