ゼビウス! ダライアス! スペースハリアー!「あそぶ!ゲーム展 stage2」はアーケード/ファミコン全盛期特集で遊びきれない!:レトロゲームの黄金期(4/6 ページ)
2015年の10月から2016年の2月にかけて、埼玉県西川口のSKIPシティ映像ミュージアムで開催されていた「あそぶ!ゲーム展 stage.1 デジタルゲームの夜明け」の終了から半年。9月から「あそぶ!ゲーム展 stage.2 ゲームセンター VS ファミコン」が開催中だ。
多人数プレイ型アーケードゲーム
ファミコンの部屋を抜けると再びアーケードゲームが並んでいる。ここには多人数同時プレイゲームが多く展示されている。
入ってすぐのところにあるのは4人同時プレイが可能なカルテット。残念ながら取材当日は調整中のため試遊不可となっていたが、同じく4人同時プレイ可能な「ガントレット」はしっかり堪能することができた。さすがに4人同時プレイというゲーム自体少ないものの、2人同時プレイはそれなりに数が出ている。
沙羅曼蛇(サラマンダ)は2人協力プレイが可能なグラディウスの続編。グラディウスシリーズといえばパワーアップカプセルを貯めてパワーアップの内容を自分で選ぶ、カプセルストック制が特徴的な横スクロールゲームだ。
だが、この沙羅曼蛇および続編の沙羅曼蛇2はパワーアップの内容ごとに異なるアイテムを取ってパワーアップする、アイテム制になっている。さらに1面ごとにスクロール方向が異なるのも沙羅曼蛇の特徴だ。なお、海外仕様版の「LIFE FORCE」およびその日本国内版「ライフフォース」ではカプセルストック制に変更されている。ファミコン用の沙羅曼蛇もカプセルストック制だ。
コインエントリーの軽快な音に振り返ると、沙羅曼蛇の前作となったグラディウスが設置されていた。コナミサウンドの特徴である、透明感のある澄んだ音は今でも古くささを感じない一級品だ。
サウンドにこだわった有名なシューティングゲームとしてはゲームサウンドに没頭できるヘッドフォン端子を搭載し、ベンチシートにボディソニックを内蔵した「ダライアス」シリーズが挙げられる。「ダライアス」シリーズはハーフミラーを利用した継ぎ目のない2ないし3画面モニターで大きなインパクトを与えたシューティングゲームの名作。本展では2画面の「ダライアスII」が試遊できる。もちろん、2人同時プレイ可能だ。
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