スマホ強化にこれ1台 モバイルバッテリーにもなるWi-Fiカードリーダーは買い?(2/3 ページ)
SDメモリーカードはもちろん、USBメモリや外付けHDDもワイヤレスで接続でき、おまけにモバイルバッテリーにもなる。そんなラトックシステムの便利アイテム「REX-WIFISD1H」を試してみた。
Wi-Fiで接続し、専用アプリで読み書きが可能
ではざっと使い方を見ていこう。最初に本製品の電源をオンにした後、スマホまたはタブレットのWi-Fiの接続先を、プリセットされているSSIDに切り替える。初回の設定はNFCを使う方法のほか、本体底面のQRコードを専用アプリ「WiDrawer3」で読み込み、プロファイルをインストールする方法も用意されている。
SDメモリーカードを読み書きするのと、USBストレージを読み書きするのとは、同一のインタフェースを用いる。それぞれが接続された状態でWiDrawer3を起動すると、下段に並ぶ「SDカード」「USBメモリー」というアイコンがアクティブの状態で表示される(接続されていなければグレーアウトの状態になる)。
これらをタップしてフォルダを開くか、あるいは上段にある「写真」「動画」「音楽」というカテゴリーをタップして、必要なファイルを探せばよい。リスト表示とサムネイル表示の切り替えや並び替えなど、一般的なファイラーとしての機能は網羅している。ファイルをタップすると、ファイルの種別に合わせて内蔵のビュワーで表示される。
写真についてはスライドショー、音楽についてはアートワーク表示など、一般的な再生まわりの機能が用意されている。ファイルのコピーや移動も可能なので、SDメモリーカード内の写真をスマホにダウンロードしたり、逆にアップロードしたりすることも可能だ。ただし写真をダウンロードする場合、タイムスタンプが操作日時に書き換わってしまうようなので、注意が必要だ。
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