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大反響のRyzenに「10年に一度の逸材!」の声も古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

AMDの新CPU「Ryzen」が発売直後から異例の勢いで売れている。対応マザーが枯渇気味になるほどで、ショップからはAMDの復活を喜ぶ声があふれ出ている。

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Ryzen対応のX370/B350マザーが登場! が、品薄状態に

 Ryzenと同時に対応するSocket AM4マザーも登場している。チップセットには上位の「X370」と下位の「B350」があり、X370マザーは税込み1万7000円強〜4万3000円強、B350マザーは同9000円強〜1万5000円強となる。確認されたメーカーはASUSTeKとASRock、GIGABYTE、MSI、BIOSTAR。

 いずれもメモリはDDR4に対応しており、PCIe x4接続のM.2が使える。それに加えて、上位のX370はCPUのクロック倍率が変更できるといった付加機能が充実している。

ASRock「Fatal1ty X370 Gaming K4」。税込み価格は3万7000円前後

パソコン工房 秋葉原BUYMORE店の猪狩氏によるチップセット機能比較表

 Ryzen人気と呼応して対応マザーも初日にから好調に売れたが、事前の予想通り、品薄に悩まされることになった。

 金曜日の時点で「X370マザーは深夜販売時点で売り切れ。B350マザーを残すのみ」(TSUKUMO eX.)や「週明けに再入荷できると思いますが、希望の数量は厳しいみたいです」(ドスパラ パーツ館)といったコメントが聞かれた。その後に各店のツイッターを追うと、B350マザーも含めて売り切れとなっているところも多い様子だ。

 金曜日時点で、パソコンSHOPアークは「AMD製品でこれだけ高価なマザーがバンバン売れるのはすごいです。このままでは週末まで持つかどうか。実際、欲しいマザーが売り切れだからCPUだけ先に買うという方もいらっしゃるみたいです」と話していた。

金曜日昼時点のTSUKUMO eX.のRyzenマザー売り場

同じくパソコン工房 秋葉原BUYMORE店の該当コーナー

 しばらくは品薄に悩まされそうだが、その間にラインアップの充実を望むといった声もある。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「まだmini-ITXモデルはないですし、micro ATXタイプもわずかです。Ryzenの性能なら小型の需要も伸びるので、見合ったマザーが早くそろってくれることを期待したいです。優秀なCPUだけになおさら」と話していた。

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