米AMDはこのほど、データセンター向けとなる新プロセッサのブランド「EPYC」の発表を行った。
コードネーム“Naples”として開発されていたデータセンター向けプロセッサで、x86処理エンジン「Zen」を最大32コア搭載。現行のトップクラスの競合製品との比較で、コア数で45%、入出力(I/O)容量で60%、メモリ大域幅で122%の性能差を実現したとしている。
EPYCベースのサーバ製品については、6月よりOEM/チャネルパートナーからの提供が開始される予定だ。
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