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「Amazon Echo」と「Echo Plus」は何が違う? どちらを選ぶべき?山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は「Amazon Echo」と「Echo Plus」はどこが違うか、どちらを選ぶべきか、実際に両者を使っている筆者が考察する。

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コストを掛けずにHueを使うならばEcho Plusだが……

 以上のように、Hueを家庭内で、スマートスピーカー経由で使うだけならば、Echo Plusとの組み合わせがコスト的にお得ということになる。

 もっとも、Hueブリッジがあれば最大50台のHueを接続できる他、スマホアプリから操作や調光などが行える利点もある。こうした機能面を重視したり、将来的にHue自体の台数が大幅に増えたりすることを見越しておくならば、Hueブリッジの利用を前提に、EchoやEcho Dotを選んでおく選択肢もある。

 いずれにせよ、Echo Plusのホームハブ機能に用いられているZigBeeという無線通信規格は、国内ではあまりメジャーではないのはもちろん、海外でも対応機器が充実しているわけではない。米Amazon.comで「Simple setup with Echo Plus」に分類されている製品も、ジャンル的には電球の他、スマートプラグ、あとセキュリティロック製品があるくらいだ。

 こうしたことから、ネットでたまに見かける「家電製品を連携させるならばEcho Plusが有利」と書かれた記事は、ZigBee対応家電の普及状況を考えると実質誤りで、今後も対応機器はほとんど増えないという前提のもと、ひとまずHueを使うか否か(およびどの程度の規模で使うか)だけで判断した方が、現時点では納得の行く製品選びができるはずだ。

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