日本マイクロソフトは10月10日、同社のオールインワン型PC「Surface Studio 2」と、Surfaceブランド初のヘッドフォン「Surface Headphones」を日本で発売することを明らかにした。Surface Studio 2は2019年1月、ヘッドフォンは2019年の「早い時期」に発売を予定する。
Surface Studio 2自体は米Microsoftが10月2日に発表。日本価格はまだ明かされていないが、米国における直販価格は3499〜4799ドル(日本円で約40万〜55万円)としている。
ディスプレイは前モデルに引き続き、28型の4500×3000ピクセル。CPUとGPUの処理能力を向上させた。展示していたテスト機のスペックは確認できた限りでは、Core i7-7820HQとメモリ32GBだった。
Surface Headphonesは仕事や作品作りに集中することをサポートする、ノイズキャンセリング搭載ワイヤレスヘッドフォン。ノイズキャンセリングは13段階の調節が可能。4つのビームフォーミングマイクとアクティブノイズキャンセリングマイクを備え、外部の音をスルーで耳へ通したり、ハンズフリー通話ができるとしている。
同社Surfaceプロダクトの責任者であるチーフプロダクトオフィサーのパノス・パナイ氏は、Surface Studio 2を「デザイナーのためのピアノ」と表現。
「娘がピアノに没頭しているとき、ピアノは体の一部になっており、ピアノ自身のテクノロジーを感じさせない」と、良い道具がクリエイターの創造性を引き出す例を紹介。Surfaceシリーズも「ピアノ」と同様に、それ自体のテクノロジーをユーザーに感じさせず、仕事や作品作りに没頭できるデバイスを目指したと語った。
パノス氏によれば、日本はSurface市場において世界最大になったという。
また、「Surface Pro 6」のLTE版については「未定」とし、言及を避けた。
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