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着実に進化するスマートリモコン 第2世代「Nature Remo」を試して分かったこと山口真弘のスマートスピーカー暮らし(3/3 ページ)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は2018年暮れにリニューアルしたスマートリモコン「Nature Remo」の第2世代モデルを紹介する。

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2018年暮れの回線障害、筆者はこう見た

 ところで、Natureは2018年12月に大規模な回線障害を引き起こしてニュースになった。これ自体はもちろん望ましいことではなく、今後も繰り返し同じ事態が起きるようなら困りものだが、競合の中には不具合を数週間単位で放ったらかしにするケースもあったので、むしろ目に見える情報公開と対策を行ったことは評価できるというのが筆者の評価だ。

 また、その障害の原因はユーザーの急速な増加ということで、ちょうどこの第2世代モデルが登場した直後であることと無関係ではないだろう。そのせいか、Amazonのレビューでこの製品に対し(主に回線トラブルと絡めて)かなり低い評価がついているのは、非常に間が悪かった印象だ。製品の完成度は高いだけに、発売時期と障害の発生時期がもう少し離れていれば、製品の評価はもっと高かったように思う。

 この辺りの評価は人によっても異なるため、読者の方は(筆者の評価に引きずられることなく)個別に判断いただきたいが、今日に至るまで同種のトラブルは起こっておらず、ひとまず対策は功を奏しているといっていいだろう。設定の分かりやすさと操作性のよさ、センサーの豊富さといったポテンシャルではスマートリモコンの中でも随一と言えるだけに、個人的にはお勧めしたい一品だ。

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