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初の第9世代Core i3が登場も「売り方に悩む」の声 HDDマウンタが人気の理由古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

第9世代Core iシリーズで初のCore i3モデルとなる「9350KF」が店頭に並んだ。枯渇気味のCore iシリーズの貴重な選択肢になりそうだが、複数のショップからは複雑な反応が返ってくる。それは――。

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ニッチだけど刺さる人には刺さる――HDDの位置調整マウンタが店頭に

 先週の新製品で「地味だけど奥深い」と評価されているのが、タイムリーのGroovyブランドから登場した「GR-CH35NB」だ。価格は1000円強。

Core i3
タイムリーの「GR-CH35NB」

 GR-CH35NBは、3.5インチHDDの底面ネジ穴の位置を調節するマウンターで、HDDの側面と底面のコーナーに固定して使う。従来、3.5インチHDDの底面ネジ穴は4個あり、中央付近に短いスパンで並んでいたが、最近の大容量モデルは一対が先端付近に移動している。そのため、PCケースのHDDベイなどが以前のままだと、最近のタイプは底面のネジを片側しか留められないという事態が発生する。GR-CH35NBは、この問題を解消するためのツールだ。

 入荷したTSUKUMO eX.は「ネジ位置の変化はHDDの大容量化でプラッタ枚数が増えたのが理由なんじゃないかと推測しています。最近は1枚2TBのプラッタもありますが、1台の最大容量も増していますから、メーカーもミリ単位でどうにかやりくりしているんですかね」と話していた。

 GR-CH35NBを求める層としては、「ドライブをできる限りしっかり固定したいという人。ニッチだけど刺さる人は刺さると思います。底面2点留めでも気にしない人は気にしませんが、高速で回転する精密機械ですし、ネジ数が少ないとノイズの原因にもなりますから」という。

Groovy
TSUKUMO eX.のHDD価格表に添えられた注意書き。モデルによるネジ位置の違いがまとめられている

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