キヤノン、「PIXUS」プリンタを一新、2019年はスマホ連携強化にアイロンプリントシートも:新デザインのモデルも登場(2/2 ページ)
キヤノンは8月29日、家庭向けインクジェットプリンタ「PIXUS」シリーズの新製品として、プリント、スキャン、コピーに対応する多機能モデル計5機種を発表、いずれも9月5日に発売する。
6色インク搭載のプレミアムモデル「XK60」
プレミアムモデルの「PIXUS XK60」は、シルバーメタリックのスクエア形状ボディーに、染料5色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、フォトブルー)と顔料ブラックの計6色ハイブリッドインクを採用。フォトブルーインクにより、明度の高い青から白にかけての粒状感を低減している点が他機種と異なる。
PIXUS TSシリーズの最上位モデルとなる「PIXUS TS8330」は、カラーバリエーションとしてレッド、ホワイト、ブラックの3色で展開する。染料5色(シアン、マゼンタ、イエロー、グレー、ブラック)と顔料ブラックの計6色ハイブリッドインクを採用し、4.3型のタッチパネルを備えている。
前述のプレミアムモデルよりも性能や価格を抑えた機種も用意されている。染料4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)と顔料ブラックの計5色インクに、タッチ操作対応の3.0型液晶パネルを搭載した「PIXUS TS6330」だ。
なお、ほぼ全ての機種がスマホ連携を始めとして、用紙をプリンタのガイドに合わせてセットすると用紙サイズを検知して最適な紙種を自動で選択する自動紙幅検知機能(TS6330を除く)を備え、アイロンプリントシートなどに対応する。
また、Amazon AlexaやGoogle Assistantに加え、LINE Clova(2019年12月対応予定)といったスマートスピーカー経由での多機能プリントやインク残量確認などにも対応した。
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