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10.1型の大画面Googleアシスタント搭載機「Lenovo Smart Display M10」を使ってみた山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/4 ページ)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は10.1型の大画面を備えた、レノボのGoogleアシスタント搭載スマートディスプレイ「Lenovo Smart Display M10」を紹介する。

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 レノボ・ジャパンの「Smart Display M10」は、10.1型の画面を備えたGoogle アシスタント搭載スマートディスプレイだ。Googleから発売されている7型の「Google Nest Hub」とは、同じGoogle アシスタント搭載ということで、いわば親戚筋にあたる製品となる。

Smart Display M10
「Lenovo Smart Display M10」

 Google Nest Hubは、「Google Nest Hub Max」という10型の上位モデルが存在するが、日本では発売されていない。そのため、10型クラスでGoogle アシスタント搭載のスマートディスプレイを探すならば、現時点で国内では本製品一択ということになる。

 製品としてはかなり以前に発表されており、やや遅れて国内にも投入されることになった本製品だが、どのような特徴があるのだろうか。メーカーから機材を借用できたので試してみた。

1280×800ピクセル表示に対応した10.1型の大画面にカメラも搭載

 まずは外観をざっと見ていこう。画面サイズは10.1型ということで、7型の「Google Nest Hub」に比べるとかなり大きい。画面の左側にスピーカーが配置されているため、設置にあたって幅はかなり取る。公称値では311.37mmということで、A4の長辺よりもさらに長い。

 ユニークなのは背面で、本体左側にあるスピーカーの背後だけがピラミッド形に盛り上がっており、右側はほぼスクリーンのみの薄型という、独特な形状になっている。これは後述するように縦置きに対応するための仕様だ。

 また、背面パネルが木目調になっているのも面白い。本体が白、背面が木目ということで、ボディー全体がブラックのAmazon「Echo Show」に比べ、いい意味でライトな印象だ。また、Google Homeシリーズ共通の意匠であるファブリック素材が使われていないのも珍しい。

 物理ボタンは、画面右上にボリュームボタンとマイクミュートスイッチ、右側面にカメラを覆うためのプライバシーカバー(スライドスイッチ)を搭載する。Echo Showのように有線スピーカーに接続するためのオーディオ端子などはなく、背面は電源ジャックのみだ。

Smart Display M10
画面は10.1型だ。画面の左側にスピーカーを内蔵する
Smart Display M10
付属品の一覧。多言語版のクイックスタートガイドには、各部名称や基本的な操作方法が記されている
Smart Display M10
背面。特徴的な形状に加え、木目調パネルが目を引く
Smart Display M10
横から見たところ。奥の部分のみ出っ張っている構造だ
Smart Display M10
反対側から見たところ。電源ジャックはスタンドの先端に近い位置にある
Smart Display M10
10Wのデュアルパッシブラジエーターを搭載したフルレンジスピーカーを内蔵する
Smart Display M10
本体右上にボリュームボタンとマイクミュートスイッチ、側面にはカメラを覆うプライバシーカバー(スライドスイッチ)を装備する
Smart Display M10
500mlペットボトルとの比較。その巨大さが分かる

 次のページではセットアップの手順を見ていく。

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