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PCの新たな可能性を切り開く「Optane Persistent Memory」――「Intel Memory & Storage Day」レポート その2(4/5 ページ)
Intelが、SSDを含むストレージ関連の半導体技術を一挙に紹介する「Intel Memory & Storage Day」を韓国で開催した。この記事では、同社のメモリ事業の命運を握る「Optane Persistent Memory」に関する動向を紹介する。
クライアントレベルでの応用に向けた動きも着々
大いなる可能性を秘めるOptane Persistent Memoryだが、Intelはクライアント製品への応用にも動いている。既にワークステーション向けは開発段階にあり、間もなく実用化されることがアナウンスされている。
Optane Persistent Memoryを活用するには、OSとアプリケーションの対応も必要になるが、IntelはMicrosoftやHPなどのベンダーと協力して着々と準備を進めている。
基調講演では、Optane Persistent Memory向けに修正したツールのデモ映像が紹介された。3DCGツール「Blender」の起動時間は4分の1に短縮、プロジェクト作業中にツールを終了させて再度プロジェクト読み込んだ後にUNDO処理ができるという、不揮発性メモリならではの特性を生かしたデモが行われた。
ゲームでのメリットとして、Optane Persistent Memory向けに修正したタイトルが約半分の時間でロードが完了するというデモも披露された。
ワークステーション向けのSpec Workstation 3.0.1のテスト結果。左がOptane Persistent Memoryシステムで、右のIntel 905PのRAIDシステムの数倍のスコアをマークした
最後に、Memory & Storage Dayで発表されたその他の項目を見ていこう。
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