画面付きスマートスピーカー「Echo Show 8」、これまでのモデルと何が違う?:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/3 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はAmazonから新しく発売された「Echo Show 8」が過去のモデルとどう違うのか、導入のプロセスまでを紹介する。
Amazonの「Echo Show 8」は、8型のスクリーンを備えた、Alexa搭載のスマートディスプレイだ。海外では2019年11月に発売されていたが、3カ月遅れでこのたび日本でも発売された。
既存の10.1型モデル「Echo Show」と、5.5型の「Echo Show 5」の中間に位置する製品という位置付けのこのモデルについて、今回は導入編として、写真による他製品との比較に加え、外見の主な特徴、セットアップのプロセスを紹介する。
ライバルは7型ディスプレイ搭載の「Google Nest Hub」
ここ1〜2年で、すっかり認知度が高まった画面付きスマートスピーカーことスマートディスプレイだが、そのサイズ感は各社ともにさまざまだ。
元祖と言えるAmazonの「Echo Show」は、iPadと同等の10.1型という大画面が売りだが、そのビッグサイズゆえ奥行きも約10.7cmと相当あり、枕元に設置するにはあまり適さなかった。2019年になって「Echo Show 5」という小型モデルもリリースされたが、こちらは5.5型というスマホ大のサイズで、中間のゾーンがぽっかり空いた状態にあった。
一方、画面付きスマートスピーカーでは後発のGoogleは、Echo Showと直接競合する10型の「Google Nest Hub Max」を用意しつつも、メインとなるのは7型の「Google Nest Hub」であり、その手頃なサイズ感は(少なくとも筆者の回りでは)評判も良く、また価格も1万円台半ばと手頃だった。
今回のEcho Show 8は、そのGoogle Nest Hubと直接競合するモデルだ。Echo Show 5をベースとしながらも、正面から見た外観は「Google Nest Hub」とそっくりで、新製品でありながら既視感がバリバリなのがちょっと面白い。
次にパッケージや外観をチェックする。
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