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iPad Proを“Mac化”する「Magic Keyboard」は高価でも買い? その完成度を確かめた本田雅一のクロスオーバーデジタル(4/4 ページ)

「iPad Pro」のモデルチェンジで本体以上に注目された新型カバー兼キーボードの「Magic Keyboard」。新採用のトラックパッド、改良されたキーボード、そしてカバーやスタンドの機能はどうなのか、実際にじっくり試してみた。

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1つだけマニアックな要望を

 ところでMagic Keyboardを使い始める際に、1つ期待していたことがある。Macから「Sidecar」で接続しているとき、iPad Pro側のトラックパッドがリモートでつながっているMacの操作に使えればいいのに、と思っていたのだ。

 今から思い返せば、「Magic Trackpad 2」を使って試していればよかったのだが、期待は霧散した。SidecarでつながっているiPad Proのトラックパッドは、iPad Proの操作にしか利用できない。

 また、今回初めて気付いたのだが、SidecarでつながっているiPadのキーボードを、Mac側は漏れなくASCII配列だと誤認する。しかもCommandキーなどとのコンビネーションも効かないため。マウスなどで行う操作が増えてしまう。

 従って、Magic Keyboardを装着したiPad ProをSidecarでMacのリモート端末にするという期待は淡く消え去った。これが実用的に発展してくれれば、使い方の幅が広がると思うのだが、Appleさん、いかがだろう?

 マニアックすぎて受け入れられることはないだろうが、せめてSidecarにおけるキーボードの日本語配列には対応してほしいものだ。

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