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リフレッシュレートは300Hz! 憧れのゲーミングノートPC「ROG Strix SCAR 15」を試す(2/3 ページ)

ASUS JAPANから「ROG Strix SCAR」シリーズの第10世代Coreプロセッサ搭載モデルが登場した。同シリーズとしては、液晶ディスプレイが17型の「ROG Strix SCAR 17」と15.6型の「ROG Strix SCAR 15」があるが、今回紹介するのはROG Strix SCAR 15だ。

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気になる性能をベンチマークテストでチェック

 ここからは、ベンチマークテストを行ってROG Strix SCAR 15の性能を測っていこう。比較用として、筆者が所有しているCore i7-9750H(6コア12スレッド、2.6GHz〜4.5GHz、TDP 45W)、GeForce RTX 2060(グラフィックスメモリは6GB)、16GBメモリ、512GBのNVMe M.2 SSDを搭載するゲーミングPCを用意した。

 まずは、総合的なPCのパフォーマンスを測定する「PCMark10」の結果からだ。写真や映像を加工するときの性能を示す「Digital Content Creation」ではそれほど差が付いていないが、通常利用における基本性能を示す「Essential」やオフィスワークの生産性を測る「Productivity」では、Core i9を搭載する本製品の方が圧倒的に結果がよい。この辺りは、素直に高い性能を示したというところだろう。

 バッテリーの持ちをPCMark10の「Gaming」について測定したところ、1時間32分という結果になった。公称値(JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver.2.0)の約8時間とはへだたりがあるが、これは最も過酷なテストであり、ゲーム関係のアプリを動かすのはパワーを使うため、この程度の持ち時間となっている。もちろん、通常の利用では駆動時間をさらに延ばすことができる。

ROG Strix Scar 15
PCMark10の結果
ROG Strix Scar 15
バッテリー駆動時間の測定結果

 続いてはゲーム関連のベンチマークテストである「3DMark」の結果だ。グラフを見ると一目瞭然なのだが、ここまで差がつくものかというのが率直な感想だ。比較用PCに対しては、全体的にほぼダブルスコアで差を付けている。最新のハイエンドモデルの実力を示した結果だと言えよう。

ROG Strix Scar 15
Time Spyの結果
ROG Strix Scar 15
Fire Strike Extremeの結果
ROG Strix Scar 15
Fire Strikeの結果
ROG Strix Scar 15
Port Royalの結果
ROG Strix Scar 15
Night Raidの結果
ROG Strix Scar 15
Sky Diverの結果

 次にテストしたのは、実際のゲームプレイに近い形で測定が行える「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」(FFXIVベンチ)と「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」(FFXVベンチ)だ。

 比較的軽いテストであるFFXIVベンチでは、いずれの画質でも「非常に快適」という結果になった。重量級のテストであるFFXVベンチの高品質でも、低スペックなゲーミングPCではマークすることができない「快適」という結果となり、改めてその優れた実力が感じられる。

ROG Strix Scar 15
FFXIVベンチの結果
ROG Strix Scar 15
FFXVベンチの結果

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