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暑い夏こそ活用したい! スマホで温度湿度を表示、家電の自動起動もできる「SwitchBot 温湿度計」を試す山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/3 ページ)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は、家電も操作できる温湿度計を試した。

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ハブとの連携でエアコン起動のトリガーとして使える

 以上、見てきただけでも十分に有用なのだが、本製品はSwitchBotの「Hub Plus」もしくは「Hub Mini」と連携させることで、家電製品を起動させる際のトリガーに使える。例えば「室温が30度を超えたら部屋のエアコンを入れる」といった具合に、SwitchBotハブ経由で家電製品の自動運転が行える。

SwitchBot
今回は「SwitchBot Hub Plus」(右)を例に紹介する。本製品と連携することで、家電製品をコントロールできる
SwitchBot
「SwitchBot Hub Plus」の背面。スマートリモコンの一種で、クラウドをイメージした極めて特徴的な外観だ。ちなみに、もう1機種の「SwitchBot Hub Mini」はスタンダードなボックス形状になっている

 利用にあたっては、SwitchBotアプリを開いて本製品の設定画面で「クラウドサービス」を有効化する。有効化したら、アプリのメニューから「シーン」を開いて条件設定を行う。

 ちなみにこの時点では、Google HomeアプリやAlexaアプリ、さらにはSiriとは連携しておらず、本製品とSwitchBot Hub Plus、スマホアプリがあればよい。

 ここでは「室温が30度を超えたら天井のシーリングファンを回す」という設定を指定した。アクションの設定は、特定の条件を満たした時(室温が30度を超えた時)に、指定のアクションを実行する(天井のシーリングファンを回す)というIF-THEN方式なので、IFTTTなどで類似の設定をした経験があれば簡単だ。

SwitchBot
まずは「温湿度計」の設定画面を開いてクラウドサービスを有効化する(左)。ちなみにハブなしでは有効化できない。アプリのメニューから「シーン」を開いて条件設定を開始する(右)
SwitchBot
ここでは、トリガーを温湿度計の温度が「30度以上」になった場合を指定する(左)。同様にアクションについても、天井のファンを、風量「中」で運転するよう設定した。これで設定は完了だ(右)

 なお、上記のシーンの設定を行うにあたっては、事前にSwitchBot Hub Plusのスマートリモコン機能で、天井のシーリングファンを操作できるように設定しておく必要がある。エアコンを操作する場合も同様で、設定にあたってはこれらの手間がかかることは考慮しておきたい。

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