壁面コンセントに直接接続、モジュール式で機能を追加できるスマートスピーカー「Echo Flex」を使ってみた:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/4 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は壁面コンセントに直接接続でき、モジュール式で機能を後から追加できるスマートスピーカー「Echo Flex」をチェックする。
Amazonから新しく登場した「Echo Flex」は、コンセント直結型のスマートスピーカーだ。Echo Dotと異なる角形のボディーで、背面のプラグを壁面のコンセントに直接差し込む構造になっている。
これだけならば、単に設置方法が異なるだけなのだが、本製品は底面のUSBポートに別売のナイトライトやモーションセンサーを差し込んで機能を追加可能な、モジュール構造を採用しているのが特徴だ。セットアップの方法から使い方までを見ていこう。
壁面コンセントに直接接続、モジュール式で機能を追加可能
Echo Flexの本体は、Echoシリーズには珍しいスクエア形状だ。Echo Dotを四角くして、背面に電源プラグを備え付けたものだと考えれば、サイズ感も含めておおむね近い。重量は約150gということで、およそスマホ約1台分だ。
本体正面にあるボタンは、マイクオフボタンとアクションボタンのみとシンプル。音量調整ボタンを搭載しなかった理由は不明だが、本製品は壁面に設置することから、本体側で操作できなくても、スマートフォンアプリもしくは音声のいずれかで行えれば十分という判断かもしれない。
Alexaでおなじみの応答を示すLEDは、ボディーの外周をぐるっと覆うのではなく、正面からしか見えない。従来のEchoシリーズに慣れていると違和感があるが、壁面に取り付けると正面以外から目にする機会はあまりないので、実用面で特に問題はない。
セットアップは一般的なEchoシリーズと同様、スマートフォンのAlexaアプリから行う。本体に音量調整ボタンがないため、セットアップ中に音量を下げる方法がなく、Alexaが絶えず大声でしゃべり続けるのがネックだが、セットアップの流れ自体は特に迷うところはない。
次のページでは、オプション製品を細かく見ていこう。
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