Nature Remoに激似の低価格スマートリモコン「SwitchBot Hub Mini」を試して分かったこと:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/3 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は、家電も操作できるスマートリモコン「SwitchBot Hub Mini」を試した。
筆者は、自宅で複数のスマートリモコンを併用している。本連載のために多くの実機を試しておきたいという理由もあるが、特定のスマートリモコンが回線トラブルなどで使えない時に、別のスマートリモコンで代替できるようにしておくという理由がむしろ大きい。
スマートリモコンの顔ぶれは頻繁に入れ替わっているのだが、現在使用しているのは、メインが前回紹介した「Nature Remo」、もう1つが「SwitchBot Hub」だ。本連載で以前レビューした「SwitchBot温湿度計」は、SwitchBot Hubがなければクラウドに接続できず、他のスマートリモコンでは代替できないからだ。
そんなSwitchBot Hubに、コンパクトな弟分「SwitchBot Hub Mini」が登場した。といっても、発売からもう1年ほど経つのだが、今回SwitchBot Hubから移行するために購入したので、同じスマートリモコンであるNature Remoと比較しつつレビューをお届けする。
「Nature Remo」にそっくりすぎる外観
本体はボックス型のボディーで、据え置きの他、壁掛けでの利用にも対応している。製品ページでは小さな写真しかなく、裏面などのディティールは分かりづらいのだが、実際に手に取ってみると「Nature Remo」に実によく似ていることが分かる。
もちろん細部は異なるし、素材感も違うのだが(ちなみに本製品の方がかなりプラスチック感が強い)、本体裏のフック掛け穴や、奥まって配置されているmicroBポートなど、類似点は多い。両者が並んでいると、同じシリーズの新旧製品と勘違いしてもおかしくない。
ちなみに、従来のSwitchBot Hubとは外見もサイズもまったく異なる。SwitchBot Hubは、クラウドをイメージしているらしい特徴的な外観に、ゲーミングデバイスよろしく虹色に発光するギミックなど、あまりにも奇抜な製品だったが、今回のSwitchBot Hub Miniは万人に受け入れられる外観となっている。
早速、セットアップに取りかかろう。
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