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iPhoneやHomePodから家電をオン/オフできるSiri対応スマートプラグを試す山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/4 ページ)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は、AppleのHomeKitに対応したスマートプラグ「Meross WIFIスマートプラグi」を取り上げる。

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iPhone標準アプリでほぼ自動的にセットアップ完了

 ではセットアップしてみよう。HomeKit対応デバイスは、パッケージもしくは本体に印刷されているコードを、iPhone標準のホームアプリで読み込むことで、ほぼ自動的にセットアップが行われる。デバイス独自の設定アプリをインストールしなくて済むのが利点だが、ここには問題点が潜んでいる。詳しくは後述する。

 セットアップが完了すれば、後は接続する家電製品に合わせて名称をつける。今回はサーキュレーターを接続するので、スマートプラグの名称は「サーキュレーター」に設定した。

 スマートプラグを使って電源を操作する場合、接続先の家電製品の名前で呼びかけるので、ここで名前を「スマートプラグ」にしてしまうと直感的に分かりにくくなる他、家庭内に複数台を設置した時に区別できなくなる。必ず家電製品の名前をつけるのがコツだ。

 ちなみに、セットアップ中のiPhoneの挙動を見ていると、一旦Wi-Fiが切れてモバイル回線につながり、その後改めてWi-Fiに接続したあとセットアップが完了する。どうやらWi-Fiデバイスのセットアップでおなじみの「デバイス固有のWi-Fiに切り替えてログイン→設定が完了したら切断して元のWi-Fiに再接続する」という操作を、自動的に行っているようだ。

Homekit スマートプラグ
まずはiPhone標準のホームアプリを開き、右上から「アクセサリを追加」を選択
Homekit スマートプラグ
「アクセサリを追加」の画面が表示されるので、スマートプラグに印字されているコードをカメラで読み取る
Homekit スマートプラグ
「コンセント」と認識された。今回は写真撮影のために壁面コンセントから抜いた状態で作業を行っているが、これ以降は挿した状態で行うのが正しい
Homekit スマートプラグ
スクリーンショットでセットアップの流れを紹介する。「ホームに追加」をタップすると(左)、「コンセントに接続中」という画面が表示されるのでしばらく待つ(中央)。名前をつける画面が表示される。今回は接続する機器に合わせて「サーキュレーター」という名前に設定した(右)
Homekit スマートプラグ
アイコンを選択して「続ける」をタップ(左)するとセットアップは完了だ(中央)。マイホーム画面にアイコンが表示される(右)。今回はアップデートがあることを示す「!」マークが表示された(後述)

 早速利用してみよう。

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