バッファローのスティックSSD「SSD-PUTA」を試して分かったこと:見た目はUSBメモリながら読み書きともに爆速!?(1/2 ページ)
バッファローから、見た目はUSBメモリながら中身はSSDのスティックSSD「SSD-PUTA」シリーズが登場した。実際の使い勝手はどうなのか、USBメモリやポータブルHDDなどと比較してみた。
バッファローから、USBメモリそっくりの外観をしたSSD「SSD-PUTA」シリーズが登場した。同じ用途では、USBメモリ以外にポータブルHDDなどの選択肢もあるが、それぞれどのような特徴の違いがあり、本製品はその中でどのような面で有利なのだろうか。メーカーから機材を借用したので、それぞれの特徴をチェックしてみた。
見た目はUSBメモリそのもの。PCからはローカルディスクとして認識
本製品は、USBメモリそっくりの外観が特徴だ。スリム化およびコンパクト化が著しい現行のUSBメモリと比べると、厚みや横幅は多少あるが、先端にUSBコネクターを備えたスティック形状のボディーは、紛れもなくUSBメモリそのものだ。前知識がなければ、USBメモリと誤認しても何らおかしくない。
多くのUSBメモリと同じく、先端のUSBコネクターはスライドして収納できる。これにより、キャップレスでの持ち歩きが可能だ。ボディー後部にはストラップの取り付けもできる。
米国MIL規格「MIL-STD-810G 516.6 procedure IV」に準拠しているので、耐衝撃性も高く、大容量のデータも安心して持ち歩ける。ハードウェア暗号化には対応していないが、付属ソフト「SecureLock Mobile2」を用いてソフトウェアの暗号化が行える。
実際にPCに挿してみると、USBメモリと大きく異なっている点がある。それはWindowsからの認識のされ方だ。一般的にUSBメモリはリムーバブルディスクとして認識されるが、本製品は一般的なHDDなどと同じローカルディスクという扱いになる。
ローカルディスクとして認識されるということは、パーティションの分割やダイナミックディスクへ変換できて、内蔵HDDやSSD並みの多彩な使い方が可能になる。USBメモリにインストールできなかったソフトが、本製品にならばインストールできる場合もあるだろう。
ちなみにデフォルトではNTFSでフォーマットされているが、exFATで再フォーマットすれば、iPadからも(USBメモリと同じように)認識される。USB Type-C変換アダプターを経由して接続し、「ファイル」アプリを使って書き込んだデータを、他のデバイスやWindowsなどで読み出すことも可能だ。
続いて、スピードの差をチェックしよう。
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